ある晩、知り合いの家に招かれて、ミルクテイをご馳走になっていました。
そこの主人が魔術を見せてあげると言って、テーブルクロスの花柄をつまみ上げると、本当の花が出てきた。
今度は、テーブルクロスに描かれた金貨をつまみ上げると、古いヨーロッパの金貨が出てきた。主人はたくさんの金貨を私の前に積み上げて、どうぞよろしければ持って帰ってください。私は喜んで持ってきたカバンにそれを詰め込んでいました。
不意に誰かに肩を叩かれて、目が覚めると、ミルクテイから暖かい湯気が上がっていました。
なんか昔、芥川龍之介が、こんな短編書いています。
もしかしたら、この現実も?