旦那はの趣味はゲーム。

決して子どもの相手をするためでなく、ただ自分がしたいからという理由なだけ。

邪魔さえしなければ怒られない。

子どもが前を横切るだけで「邪魔っ」と怒る。

子どもが鼻を啜るだけで「鼻かめっ」と怒る。

静かにただ座って見る、それなら許される、そんな時間だった。


私はキッチンの掃除をしていた。

ダイニングを拭き、作業台を拭き、壁を拭く。

そんないつもの作業は今日は違った。

ズラッと並んだお酒の缶。8缶分。

潰しもされず、並べられた缶の列。

1個2個ならまだ避けて拭けるが、さすがの数に今日は作業台を拭く時、邪魔だった。

私は潰して缶の袋に入れてほしい思いで、「缶片付けてくれないかな」と言ったときの旦那の1言。


「そんな嫌味に言わんでいい」


缶片付けて欲しいと伝えた言葉に思いもよらない返答が返ってきて最初意味が分からなかった。

缶の片付けに対して言われたと認識しても、どこに嫌味が入っているか分からなかった。

前後に会話はない。

たった片付けて欲しいの1言でそこまで言われないといけないのかと思ったが、いつものように言い返さなかった。

言い返しても無駄。

それならさっさと掃除を済ませて2階に上がろうと思った。


2階でゆっくりしていると泣きながら子どもが入ってきた。

ドアを閉めろと言われ、すぐに閉めなかったので怒られたらしい。

旦那にとって子どもは小間遣い程度にしか思ってないのだろうか。