チャリを盗られました。


近所のブックオフに軽く入り、ほんの一分くらいで出てきたのですが、一瞬で無くなっていました

時間帯もお昼、店の前はバス停という事もあり、人の行き交いも少し多く、全く気付けませんでした


くっそ~と思って呆然としていたら、ちょっと遠くで信号待ちしている私のチャリが!


見知らぬ赤い服を着た男が乗っているのは、間違いなく私のチャリ



ダッシュ!



ブックオフの前は大通りで、交通量も多い

しかも、横断歩道を二つ渡らなければならない立体交差点

こちらは徒歩

あちらはチャリ


車をよけながら一つ目の車道をダッシュで渡りきるも相手は既に向こう側に渡っており、私はさすがの大通りに遮られ、泣く泣く信号待ち

「おい!!」と声をかけるも、気付いたのか気付いていないのか、悠々と走り去っていく赤い男

見るからに二十歳前後の若い男がどこの方向へ行くのか、その後ろ姿をじっと睨んだまま信号待ち



育った環境のせいか、こういう状況には強い私

信号が青になるのは待たず、車が少なくなった瞬間にダッシュスタート



あの憎たらしい後ろ姿を追い掛ける



しかし、男は狙ったのか、そこは複雑な道の多い住宅街

曲がり道だらけの住宅だらけ

しかも既に男の姿は見失っている



己の勘を信じて右往左往、捜査開始

しかし、何故か見つける自信はあったのですよ

そういう能力を持っているのです、おそらく私は



男は若い、しかも時間帯的に高校生以下ではないだろうから、おそらく大学生くらい

あまりの大胆な犯行である上に、あの悠々な走り去り方と後ろ姿

あれはきっと『馬鹿』だ、と(笑)


その推理をもとにマンションやアパートを念入りに探す

もうあてもないので、完全に勘頼り




…そして、探しはじめて20分が経とうとした頃、偶然にも巡回中のパトカーと遭遇

警察官に事情を話すも、鍵をかけていなかったこちらの不注意と、防犯登録もしていなかったので、いくら見た目が珍しいチャリでも、確実な証拠がなくては捕まえる事は無理だろうと



もちろんわかってはいたのさ

あまり期待もしていなかったから、やっぱり自分で見つけてやる!と気合いを入れ直す私




そして、さすがに走りだけでは体力がもたないので、一旦家に帰り、予備のチャリに乗って再度捜査に乗り出す

これで機動力アップ


犯人は絶対にあの近辺に住んでいるはずだという予感があったのです


そして…




続く