アリスの見ていた月の夢

アリスの見ていた月の夢

基本は小説用。短編しかない予定。

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ありすは『和風の未来を使って30分で即興してね。特別ルールは死体必須と植物必須』です。 http://shindanmaker.com/117645 


暗い裏道。
足元に転がっている肉の塊は、先程までは人生の最骨頂を謳歌していた物だった。

「ねぇ?終わったー?」

通りの影から覗く金髪の少女。
腕の中には、大きなかえるのぬいぐるみ。
…新作は、それか。

「終わったよ」

刀の血を振り払い、鞘に戻す。
ちっ。袖にも血が付いてしまったか。
目立たないから、帰るまではいいか。。

「ねぇ、胡蝶ー。そろそろやるよー?」
「はいはい、アリス。すぐ行く」

血の塊になったそれは、依頼の一つ。
この物にも、過去やきっと未来もあったのであろう。
自業自得ではあるが、この物が未来に幸せにしたかもしれない人間には、少しだけ…本当に少しだけ、こころが痛む。

「せめて来世は、人に恨まれないように生きろよ…」

黒百合の花を一輪肉の塊に手向けた。
せめて、この花が向けられている呪いを吸い取って浄化してくれるように。

「いくよー、胡蝶!」
「はいはい」

路地裏に背を向けて、歩き出す。
暫く離れた時、その路地から突然の爆音と光。
火の粉が、キラキラと暗い街を照らしていた。

「胡蝶?」
「何でもないさ」

アリスは、両手で私の手を握ってくる。
かえるは、既にアリスの腕の中にいなかった。

「今回の新作はねー。」
「ああ、そういう話はわからないから、帰ったらウィリアムとでもしろ」
「えぇ!?ウィリアムに話すと、よくわからない事いっぱい言われるんだもーん!!」
「はいはい。」

火の光が遠くなっていく。
黒百合の花びらが、火の粉になり舞い散るのが見えた気がした。


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和物の未来って難しい!!
こんな感じでどうでしょうかねー。。
元々あった、マフィアものの外伝的な話で。
楽しかったです!