娘は生まれて7年、ほぼ髪を切ったことがありませんでした。


 ※一度年中の時、枝毛が絡まって毛先が痛んだので、ケアのために少しカットしたことはあります。


 私もヘアアレンジをするのが楽しかったし、娘も長い髪を大切にしていて、「切らない」と言っていました。


 小学校初年度だった昨年、コロナの影響でプールの授業がなかったこともあって、髪を切る必要がなくなり(自分で髪の毛を全てプールキャップに入れられない子はカットする、低学年、暗黙の了解)、伸ばし続けるうちに、ヘアドネーションに興味を持ちました。


 教会学校でお話をしてくれる信者さんママが、ある時髪の毛をバッサリ切っていて。それを見て驚いた子どもたちに、「まだ小さくて、人のためにできることは少ないと思うでしょう?髪型を変えたいって長い髪を切る時に、その髪を病気で髪が抜けた人のウィッグにすることができるのよ。」と教えて下さいました。


 私も、叔母が癌をわずらい、抗がん剤治療をしているときに医療用ウィッグをつけていたこともあり、ヘアドネーションのことは知っていました。私自身は、日常的に家事に追われて十分なヘアケアができないし、残念ながらロングヘアは似合わない💦 


 かと言って、娘の大事な髪なので、私の勝手でドネーションを提案するのも違う、そんな時に教会学校で話を聞いて、「私も髪をプレゼントしたい」と言ってくれるようになりましたニコニコ


 毎晩大変だったシャンプー&ブロー、朝「もう登校班間に合わないよー」って言いながら、体育の日は大慌てで邪魔にならないようにフィッシュボーンにした毎日。。いざ切るとなると、私の方が寂しさが込み上げてきて、美容院予約に踏み切れずでしたが、桜の咲く今、学年も上がるし、心機一転!




毛束を分けて、準備完了です。




 「最初のはお母さんがどうぞ」と美容師さんが切らせてくれましたニコニコ 感慨深い〜!




 こんなに長かった髪が、



 すっきり肩くらいのミディアム♡


 ロングヘア見慣れてたけど、この長さも女の子らしさが残って似合ってます爆笑


 カット翌日は離任式で学校だったので、登校班のみんなはビックリ‼️高学年のお姉さんに「ヘアドネーション(覚えたてワード)したの」と言ったら、「小さいのに偉いね」と褒められて喜んでいました。


 「髪短くなって寂しくない?」って聞いたら、「うん、でも誰かが(ウィッグで)嬉しくなるからいいよ!また伸ばしてドネーションする!」と言っていました。

 毛束はレターパックで送るのですが、結構ずっしりと重くて、成長の重みを感じました。


 いつか誰かが、この髪で笑顔になってくれる。

 会うこともないけれど、辛い治療を頑張った子どもさんが、娘の思いをまとって、笑顔で外を歩いてくれる。「誰がつけてくれるかな?笑ってくれるかな?」と娘はニコニコ、ポストに投函しました。


 コロナ禍、ウクライナ情勢、いろんなことが駆け巡っている今、助け合うことの大切さ、自分にできることを、という思いが育った春休みになったかな、と思います。


 次は何年後にできるかな?と今から張り切っている娘です。


 コロナ禍で美容院行かなくて髪が伸びている方、是非ご検討ください。「ヘアドネーション」で検索を♪