いけないとは分かっていてる…それが、俺達の関係を壊してしまうとしても俺は諦めない。

ーそれがあの日交わした約束なのだから。

俺(黒沼陽介)は小学三年生のときに初めて人を殴ってしまった。

俺と同じ三年の男子が寄ってたかって一年女の子をイジメている現場を目撃して半端なく腹が立って「お前ら何してんだよっ!!」と言って俺は我を忘れて自分の拳でイジメっ子三人を半殺しにしてしまった…無論、イジメられていた女の子はあまりの光景に言葉を失ってしまい、ただ震えながら泣いていた。
とりあえず俺は女の子に近づき「怪我とか大丈夫?」と聞いてみると大声で「きゃーっ」と叫んで職員室に逃げて直ぐに担任の教師を連れてきた。担任は「このろくでなしがぁ!!」と言って俺を殴った。
確かにやりすぎたとはいえあまりに理不尽な言動に俺は「この学校はイジメを止めたら殴られんのかよ!!」と吐き捨て、女の子の前で「俺は弱い者の味方だからいつでも助けてやるからな」と言って学校を飛び出した…

それから一週間後、その子はこの事件がキッカケで遠くに引っ越すことになったという知らせを聞いた俺はその子に会いに行った。
その子の家に着くと大きな屋敷の前にあるトラックの横で…