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ようやく一週間が経ちました。
嘘であってほしいと思う気持ちは今でもありますが、
6月30日に大好きな祖父が93歳で旅立ちました。
奇しくも6月30日は、第二の父のように慕っていた恩師・井上先生の命日でもあります。
この日は数時間前にK-ISHのコンサートを無事に終え、とても満たされた気持ちでいた矢先の出来事でした。
私の一番のファンでいてくれた祖父は、
「智恵のコンサートには、おじいちゃん、這ってでも行くから。絶対6月30日も7月11日も行く。」
そう約束してくれていました。
その約束は叶いませんでしたが、
"もしかしたら私が無事に弾き終えるのを見届けてから、安心して旅立ったのかもしれない"
そんなふうに思うことで、少しだけ心が救われています。
祖父との思い出は、本当にたくさんあります。
小学生の頃、自由研究で「作曲家100人の生没年と代表作」をまとめたことがありました。
一人では到底完成できる内容ではありませんでしたが、
祖父が一緒になって調べてくれたおかげで、完成させることができました。
あの頃はただ夢中で取り組んでいましたが、
今思えば、音楽をより深く知る楽しさを教えてくれた時間だったのかもしれません。
写真のブローチは、小学1年生の時に八景島シーパラダイスで七宝焼体験をして作ったものです。
幼かった私は大切なそのブローチを落として壊してしまい、大泣きしていました。
すると祖父は、散らばった破片を一つひとつ拾い集めながら、
「おじいちゃんが直してあげるからな。智恵の宝物は、おじいちゃんにとっても宝物だからな。」
そう言って、丁寧に直してくれました。
今でもこのブローチを見るたびに、祖父の優しさと温もりに想いを馳せます。
私にとって、かけがえのない宝物です。
祖父は、幼い頃からずっと私の音楽を応援し、誰よりも信じてくれた存在でした。
これからも祖父にもらった優しさと愛情を胸に、一音一音を大切に演奏していきたいと思います。
そしてこれからのコンサートも、祖父がどこかで見守ってくれていると信じています。
7月11日も、私の一音が皆さまの心に届きますように…。





