夏が近づくとアレの季節がやってきますねー
小鰯(コイワシ)
この時期、我が家でも狂ったように小イワシが食卓にのぼります。
今日だって今週3回目の小鰯だもんね。
家族みんな大好きで、毎日でも大歓迎らしい。
ホント、この時期だけのお楽しみ
特にここ広島だと、そこら辺のスーパーで、朝獲れたばかりの小イワシが開店と同時に並んでたりするんですよ。
まじチョー新鮮。
つい4〜5時間前までフツーに海を泳いでいたような小イワシが、100グラム98円とかで買えちゃいます。
これ、小イワシの天ぷらだと、300グラムもあれば家族3人がお腹いっぱい食べても余るくらい。
なんと経済的
ただねー。。。今年は高いの。
どうも、クラゲが異常発生したらしくて、小イワシが不漁なんだとか。
悲しみ海峡〜日本海〜〜♪ですよ(瀬戸内海だけどな)
それでも今日の小イワシは100グラム138円だから、まぁまぁなんじゃないかな
(十分安いんだけどね)
そんな、おいしくて、栄養満点で、安くて、すぐ手に入るワンダフルおかずの小イワシくんですが、1点、やっかいな難点があるのです。
自分で捌かなければいけない
仕方がないっちゃ仕方がないんですけど、天ぷらにせよお刺身にせよ、小イワシの下処理はお店ではやってもらえないことがほとんど。
頭と内臓をとって、身をキレイに洗う作業が必須です。
ある程度大きな魚なら、鮮魚コーナーのおっちゃんに頼めばいい感じに卸してもらえるんですけど、流石に小イワシはNGだったりするので、買ってきたら真っ先に捌いちゃいます。
まぁ、しょせんは小イワシなので、簡単に手で捌けます。
数が多いので面倒なだけで、難しくはありません。
手早く素早くより早く、鮮度との戦いは台所でも続くのです。
一応、小魚といえどもハラワタぶちまけているのでモザイクかけてみました(笑)
なんかね、「七度洗えば鯛の味」っていうらしくて、捌いた後の身は、ため水に入れて軽くかき混ぜる感じで、何度も水を変えながらちょっとしつこく洗います。
処理が終わればあとは粉つけて揚げればOK
・・・なんだけどね。
・・・なんだけどさ。
何がいやって、手が最悪になまぐさいのよ。
洗剤でちょっと洗ったくらいじゃ全然取れないの。
下手したら食事中も臭いからね?
何を食べても鮮魚のハラワタの香りだったらせっかくの晩御飯も台無しだよ
ってことで、いろいろ試すうちにこれだっと思えるのが見つかって以来、もう何年もやっている臭み取りがあるので、
今まさに手が鮮魚のハラワタ臭でテンション駄々下がりのあなた!
ダマされたと思ってだまされてみてちょ
それはどこにでもあるあの調味料
実は、使うのは多くのお宅にあるであろう、あの調味料。
ちゃららちゃっちゃら〜ん
ごまあぶらぁぁぁ〜〜〜
そう。
使うのはごま油。
<材料>
・生ぐさい手・・・各1本(計2本)
・ごま油・・・小さじ1/2杯
・洗剤・・・適量
・水・・・気が済むまで
まずは手にごま油を垂らします。
手は濡れていても乾いていてもどっちでもOK。大差ない。
で、そのままゴシゴシと、ごま油で手を洗います。
普通に手洗いの要領で両手をこすり合わせます。
なお、ごま油は手に塗るのではありません。
塗り込むのです(byドモホルンリンクル)
特に手が濡れている時なんかは、ゴシゴシしているうちに化粧を落とすみたいにフッと軽くなる瞬間があるので、そこまでしっかり塗り込んでちょ。
この時、手の生臭い成分を油に吸わせているイメージで、指先までしっかり塗り込んでね。
手がいい感じにテッカテカになったら、あとは、石鹸で油を洗い流せばあ〜ら不思議。
あの生臭さがごま油の匂いに大・変・身〜
ちゃうわい
確かにごま油の匂いも若干するけど、生臭いのは取れたでしょ?
いや、初期の頃に、あまりの生臭さに「まだごま油の方がマシじゃね?」っていう安易な発想でごま油を使ったら、なかなかいい感じで生臭さが取れたのでそのままごま油を使っているだけで、多分、油ならサラダ油でもオリーブ油でもバターでもいけるんじゃないかと思うんだけど、バターだとイケない扉が開きそうなのでサラダ油くらいにしといてください。
洗剤だけで洗うよりは生臭さが取れるんじゃないかと思いますぜ。
そういえば以前ダイソーで生臭さをとる金属のカタマリみたいなの売ってたんだけど、買ってもどこにしまったか、というか買ったことすらスッポリ忘れる私には、いささかハードルが高いのです
ということで、「わかる〜私もごま油使ってる〜」という方がいらしたらぜひご一報ください。
魂のソウルメイトとして深くその名を胸に刻みたいと思います。