ラストバトル！目撃せよ！

・突如として街中に原因不明のゲーム病によるパンデミックが発生した。すでに聖都大附属病院でも患者で溢れ返り、宝条永夢や鏡飛彩にポッピーピポパポこと仮野明日那もその対応に追われていた。そんな中、謎の仮面ライダー風魔率いる忍者軍団が襲撃。永夢らは仮面ライダーエグゼイド、ブレイブ、ポッピーに変身して迎え撃つ。

・同じ頃、仮面ライダースナイプこと花家大我や西馬ニコの前にも出現する忍者たち。神出鬼没、変幻自在の忍者たちに翻弄され、次々に打ち負かされゲーム病に感染させられるライダーたち。それはバグスターである明日那すらも例外ではなかった。そして、エグゼイドも風魔の忍者殺法の前に敗北。

・風魔が変身を解除すると、とある病室へと足を踏み入れた。そこにいるのは、余命幾ばくもない母子家庭の少女、星まどか。永夢が気にかけているこの幼い少女がゲーム病に感染させられるのを、永夢は為す術なく黙って見ているしかなかった・・・・

・目を覚ましたポッピーの眼前に広がっているのは、とある小学校の運動会。まどかが元気に競技に参加しているだけならばまだしも、大我先生に小学生ニコ、まどかの父飛彩とカオスの極み。それとは余所に、まどかが何かを成す度にゲームクリアの密かな表示と、彼女が人知れず呟いた意味深な言葉にポッピーが気付き・・・・

・謎のゲーム病への対処に永夢が満足に動けない中、九条貴理矢と檀黎斗の二人は独自に調査を進める。その結果、二人は外資系企業“マキナビジョン”へと辿り着く。一連の騒動の裏で糸を引いていたのは社長のジョニー・マキシマと部下の南雲影成。ところが、南雲は突如としてマキシマごと貴理矢をウイルスに感染させた。

・難を逃れた黎斗は、南雲たちによって人々が幽閉された仮想世界へ侵入すべく、独自に幻夢VRを作成。これを用いるのは無論、永夢。そして、仮想空間専用のガシャット“マイティクリエイターVRX”を受け取り、いざ仮想空間へ。ところが、敵の忍者軍団が潜入してきたため、黎斗は永夢を連れて脱出。追い詰められるが、連れてきたのは影武者となっていたパラド。二人は、仮面ライダーゲンム、パラドクスに変身し、忍者軍団を迎え撃つ。

・一方、仮想空間に辿り着いた永夢が貴理矢から聞かされたのは、南雲がまどかの父親であるという事実。彼は病気の娘が元気でいられるように、この仮想空間を作り上げたのだった。そんな偽りの世界を認めず、人々を救うため永夢はエグゼイドに変身。

・風魔に変身した南雲に対して、エグゼイドは新たなガシャットを用いてクリエイターゲーマーとなった対抗。自身の描いたものを実体化させる特殊能力により風魔を追い詰め、そしてこれに打ち勝つ。そうして、エグゼイドは人々を仮想空間から解放することに成功する。ところが、まどかだけは永夢の差し出した手を拒み、一人だけ留まるのだった。彼女だけではなく、マキシマも仮想空間に留まり・・・・

・その頃、現実世界ではまどかを救えず雨の中打ちひしがれる永夢。そこに解放された飛彩と大我に貴理矢も合流するが、そこにマキシマが姿を現す。彼は究極のゲームを作るという目的の下、まどかや南雲を利用していた。そうして彼はバグスターへと変貌を遂げる。その姿は、ゲムデウス！その名もX、あるいはマキナ！

・変身したエグゼイドら全ライダーが結集して立ち向かうものの、一切手も足も出ず敗北してしまう。すると、黎斗とパラドの二人がゲムデウスに生身で特攻を仕掛ける。二人はその身をゲムデウスに取り込ませることで、敵の本来の力を減少させることができた。この結果、ゲムデウスと化したマキシマを退かせることができたが・・・・

・打ちひしがれる間もなく、更なる案件が発生した。いまだ現実世界に戻らないまどかの病状が悪化を見せた。飛彩が執刀医として手術を開始。これに永夢も明日那も加わる。手術自体は順調と思われた。ところが、突如として彼女のゲーム病が悪化。もはや飛彩でも続行困難な事態となってしまった。それを永夢がプロトガシャットの持つ抑制機能でゲーム病を押さえ込むことに成功。その後、手術は無事に終わった。

・一方、ゲムデウスが弱体化している今、決着を着けようとする仮面ライダーレーザーターボの前に風魔が立ち塞がる。レーザーが苦戦する中、スナイプや手術を終えたブレイブが加勢し、風魔を敗る。変身が解けた南雲に、永夢はまどかの本当の想いを伝える。それは、彼女が南雲を父と理解し、彼のために仮想世界に留まり続けているのだという。

・そんな中、ゲムデウスが襲撃を仕掛ける。ブレイブたちが足止めする中、永夢は南雲を連れて病院へと急行。そうして無事に到着し、いまだ意識の戻らぬ娘と引き合わせることができた。娘の想いを知り、必死に戻るよう呼びかける南雲。その声に応えるように目覚めるまどか。一目見て、彼が父親だと感じ取ったまどか。こうして、離れ離れの親子の笑顔を取り戻すことのできた永夢は、最後の戦場へと向かう・・・・

・熾烈を極めるゲムデウスとの戦い。レベル100のブレイブすら一切寄せ付けぬ強さを誇るこのラスボスは、とうとう黎斗とパラドを退けることに成功し、とうとう本来の力を取り戻してしまった。そうして、現実とゲームの世界の融合が始まってしまう・・・・

・到着した永夢は、エグゼイド・ハイパームテキゲーマーとなってこの巨大な敵に立ち向かう。暴悪なまでの力を振るうゲムデウスに単身挑むエグゼイド。死闘の末、エグゼイドは究極の一撃を繰り出し、ついにゲムデウスを撃破することに成功する。

・南雲たち家族が笑顔を見せるようになり、そしてCRの医師たちとその協力者たちはそれぞれに道を歩み始める。そして、小児科の医者となった永夢だが、まだ仮面ライダーとしてバグスターと戦い続ける日々が続いている。挫けることなく笑顔のために戦う医師の前に、謎の新たな仮面ライダーが姿を見せた。その名は、ビルド・・・・！

もはや方々で言われていることですが、はっきり言います。
これ、本当に最終回を見終わってから観に行った方がいいです。間違いなく、テレビを見続けてきた人たちへのお礼、という言葉が似合う一作です。まあ、若干今週の話のネタバレ（？）というか、じゃあどうしてそうなったの？という場面がありますので。そういう意味では、最終回がどうなるか、ボルテージが上がるのではないでしょうか。
他の所感は・・・・

・あらゆる意味で似合いすぎている体操服ニコ。

・一番キャラが変わりすぎな飛彩・・・・あれ？ポジションが父親ってことは、娘の求める父親像って・・・・

・なお、その本当の父親の使うガシャットは“ハリケーンニンジャ”。ハリケーンで、ニンジャ・・・・シュシュッと忍者じゃん？

・マイティのぬいぐるみの隣にいるバガモンのぬいぐるみにほっこり。

・そして、あの例の坊さんのゲーム、ヒットするのか？

・ゲムデウスって剣がモチーフなんですね。

・Wっぽいと言われるビルド。でも、無機物に生物って、Wっていうよりはデストロン怪人だ、これ！


大体そんな感じ。