昨日の大津川で、今年のヘラの行動が全体的に早いんじゃないかと感じ、もしかして江戸川も同じ状況なのか?と、様子を見にいってみた。

毎年3月中頃まで、利根川からの雪代が入り、水の色が透明な薄い緑色をしているのだが、今日確認したら濁った緑色で、植物プランクトンがバリバリじゃん。こりゃ江戸川も予想以上に早いな。

釣れないとは思うが、ちょっと竿を出してみよう。


9:29 坂川門外北側 柳18 バランスドボン 水深1.4m

川の状況は、先に書いた通り水色は申し分なく、流れはそれほど強くないが、バランスでは厳しいかな。

エサは、冬1+LL2のグルダンゴと芯華のセット。

今日も風が強いので長い竿が振れないが、陽が高くなれば手前の浅場に回遊してくるだろう。幸いこの場所はバッチリ風裏。



準備を終え、2投目打った所で河川巡回の方が「滑るので気を付けて下さい」と何時もの挨拶。で、ちょっと話をしたんだけど、最近水産資源調査を行って一番多かったのはレンギョ。次にコイでヘラブナも少ないけど混じっていたよと。減少していたのはスズキと手長エビで、だいぶ少なかったらしい。

ヘラが廻ってきているのが解ったので、俄然やる気が出てきた。

廻ってくるヘラを止めるべくエサを打って1時間半、ムズッと入った辺りだったがスレだった様でハリが外れて仕掛けが飛んできた。正体は分からないが、この時期に魚が掛かるだけでも驚きだ。

この30分後ぐらいにアタリがあったがこれは乗らなかった。驚きのビックリ、予想以上の魚っ気だ。

潮が変わり下げが始まると少し流れが弱くなり、釣りやすくなったなと仕掛けを回収するとガツンと引っ掻き。ハリにはヘラの鱗が!



これはヘラが居るけど喰わない?もしくはドボンじゃあたりが出ない?エサを変えるか仕掛けを変えるか・・・・

よし、バランス底にしよう。

流れが弱くなったって言っても仕掛けは流されるが、駆け上がりに当ててスピードがゆっくりになった時”カチッ”と1節の綺麗なアタリ。アワセを入れると強烈な突っ込みで竿が曲がる曲がる!ギラっと光る魚体でヘラを確信し、溜を効かせて慎重に寄せネットイン!




12:30 ヘラ 39.5㎝

来た来たキタぁ~!江戸川本流ベラだ!もうすでに尾びれが擦れてて叩きを意識して浅場を回遊している個体だ。

これだから坂川門外は止められない!

 

少数だがヘラが寄っているようで、直ぐにスレでハリス切れ。どうしても流しているとスレちゃうな。

気を取り直して結び変え直ぐ。流れがもっと弱くなり仕掛けがピタっと止まった次の瞬間”チクッ”とまたしても綺麗なアタリ。これも力強い突っ込みを見せてくれたが、重さ的にはさっきの後だと軽く感じるな。



13:06 ヘラ 35㎝

これも小顔で肩の張った本流ベラだ。スタイルが良い!

 

13時半頃にまたしてもハリスを切られ、14:00過ぎには魚っ気が無くなってしまった。やはり回遊のタイミングってものが有るらしい。

この後16時まで粘ったが、ウントもスンとも・・・・

 

今年は本当に早いぞ!