ダニエル・クレイグ版007の最終回。

劇場で観るべき作品。

映像もだけど、特に"音"が素晴らしい。

 

 

フェリックス(ジェフリー・ライト)との友情

現代女性の象徴、パロマ(アナ・デ・アルマス)が魅せる美しいアクションセクシーな御御足にギャップ萌え。もう少し出番を~!!笑笑

 

Mr. ホワイトとの約束を守り、娘を想う心情を理解したであろうボンド。これは胸熱。



*連続ドラマだと思って、過去4作を復習後に本作を鑑賞することを強く推奨します。

 

 

 


ラスボス、サフィン(ラミ・マレック)の野望・考えがはっきりしなく動機が薄く感じたし、なんで?なぜ?も多かったし、展開はお察しだったけど、それも含め007ということで、全然楽しめた!!(オールドファンからは否定的な意見も多いようですが。) 「160分越えは長すぎ!」という不満もあるようだけど、そこは全く気にならず。


ただ、新007に、黒人女性を採用したことは、時代への忖度があからさまで、ちょっと…苦笑

 


DNAで識別し、特定の人物や人種にのみ伝染する生物兵器

 

例えば、某流行り病は、日本を含む東アジアでの感染者数や死亡者数が、欧米よりもはるかに少ない数字である。

監視社会構築のため、DNAデータベースを作成していると言われる中国。

ジェノサイドにはもってこいの兵器。

 

恐ろしい世の中になりそうですね...

 

ナノマシンということで、ナノ材料の研究を生業としている身からすると嬉しいような、悲しいような。苦笑

 

オープニングで、銃でDNAの二重らせんを表現するあたりは、お見事!!

 

 



マチルダを未来に残したボンド

マドレーヌ(レア・セドゥ)に出会い、誰も信じることができなかったジェイムズ・ボンドが最期は愛に生きた。

007は、過去を燃やして未来に進む。

 

 

James Bond Will Return.