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『岡山鍾乳洞行方不明事件』





2008年1月5日午後18:10頃、ひめさか鍾乳穴(鍾乳洞)に入ってた学生グループから、高知大学3年生(21)が地底湖で遊泳中に行方不明になったと110番通報があった。グループは行方不明になった大学生を含む5名で洞窟内に入り、奥行1.6kmにある深さ32mの地底湖を探索。行方不明になった男子大学生が着衣のまま遊泳してたところ、忽然と姿が見えなくなったという。残ったメンバー4人が捜索するも発見できず、片道3時間の道のりをかけて洞窟入口から出て救助要請をした。県警は30人体制で連日捜索するも、現場の地底湖まで3時間かかる難所であり、地底湖も白く濁って流れが速い事から二次災害の恐れもあり、数日後捜索を打ち切った。








ここまでは、普通の遭難事故!?として終っても不思議ではなかったが、、、
この事故がインターネット上で故意の事故、要するに事件ではないか?と注目を集めていくことになる。

なぜ?

行方不明になった男子大学生は、mixiをやっていたのだが、行方不明後もログインして日記を削除したりマイミク削除をするなど不可解な事が起きたり、行方不明事故当時の詳細が解ってくるにつれ事故にしては理解し難い行動が判明したからだ。

2ちゃんねるでは、連日スレッドが乱立して大いに議論されていく。

偽装失踪? 殺人事件か?

まるで金田一少年の事件簿のようなストーリーになりつつある。

ではもう一度、順を追って事故当時から振り返ってみよう。


事故当日、行方不明になった男子大学生を含む学生や社会人の5名で、ひめさか鍾乳穴を探検する事になった。同級生や地元の友人達からなるグループだ。
ちなみに、行方不明になった大学生は高知大学で洞窟探検サークルに所属しており、このグループのほとんどが同サークルのメンバーであった。サークルでは、あっちこっちの洞窟を探検するなど本格的に活動してた事から、今回のメンバーも素人より遥かに経験豊富であり、高知大学の会見によれば装備も万全の状態で挑んだとのことであった。県警の救助隊が現場まで片道3時間の極めて危険な難所と表現している通り、軽装で気軽に探検というノリでは到達できない場所だったのは間違いない。








5人のメンバーは、当日午前11:30頃に洞窟へ入り、午後14:30頃には事故現場である地底湖に到着したと県警の聞き取り調査で答えてる。その後、行方不明になった学生だけが地底湖で探索の為に遊泳。
しかも着衣のままであせる
始めは、陸地で見守ってた他のメンバーと声を掛け合いながら泳いでたが、突如姿が見えなくなり、呼び掛けにも応じなくなったという。残ったメンバー4人で約1時間捜索したが発見には至らなかった。この捜索とは、入水して捜索したのではなく、陸地から水面を懐中電灯で照らしたり、呼び掛けで探したとのこと。そして、自分達ではこれ以上の捜索は不可能だと判断して、洞窟から脱出して110番する事になった訳だ。

ここでインターネット上でも指摘されてた数々の疑問点が浮上する。

①それなりの知識と経験を備えた者が、着衣のままで泳ごうとするのか?
着衣が濡れれば訓練された人でも溺れる可能性が格段に増す訳で、そんな一般常識を知らなかったとは思えない。

②当初から地底湖探索を目的にしていたのに、なぜライフジャケットや浮き輪ぐらい用意しなかったのか?洞窟での道のりで、切り立った崖をロープで登り降りするほどの装備まで準備していたのに、肝心な道具を用意していないのは不自然。

③そもそも暗闇の地底湖で、水が白く濁って尚且つ流れの速いところで泳ごうとするか?ロープはあったのに、命綱も無しで。

④洞窟から出て救助を要請するにしても、4人ともその場から離れるとか有り得ない。行方不明の学生が助かる可能性を自分達で否定してるような行動。溺れて沈んだ場面(学生が溺れた姿や叫び声など一切なし)でも見ていない限り、たった1時間で見切りをつけるとかおかしい。十分生存の可能性はある訳で、通常なら二手に別れて救助を呼びに行くグループ、引続き捜索するグループに別れるべき。


以上がネット上でよく見られる不自然な点の一部である。では、更に話を進めていこう。


事故後、警察・消防や洞窟の探検に慣れてる一般人を含めた救助隊が捜索を連日続ける中、明らかにおかしな事態が発生した。
事故後、ニュース等のメディアで報じられると、2ちゃんで本人特定が進められる中で、行方不明になった大学生がmixiをやっていた事が判明する。mixiをやっている人なら分かると思うが、どのユーザーが何時間前にログインしたかどうか分かるシステムなのである。それがなんと行方不明になった大学生のIDが、行方不明の後もちょくちょくログインしている形跡が!

その事が2ちゃんで話題になってすぐさま、その行方不明学生の日記が一部削除された。当初日記は、一般公開設定だったが、またまた2ちゃんで日記が削除されたりしてると話題に上がるなり、マイミク(友人)のみ公開に変更されるなど、明らかにそのログインしている人物は2ちゃんの書き込みを見ている反応だった。
行方不明から数日経過して、もう既に亡くなられたであろう人物のmixiが操作されている訳で、2ちゃんはお祭り騒ぎのように議論が飛び交った。

偽装失踪説も一部で出ていたが、一連の流れから第三者が不正に他人のアカウントにログインして、何か不都合な情報を隠滅しようとした(実際に日記を削除)とする説が大半を占めた。通常、他人のアカウントにログインするにはパスワードが必要であり、なぜ第三者がそれを入手できたのか。普通は友人であっても教えたりするものではないし、必要性もない。ハッキングという可能性はあるが、一番現実的なのはパソコンにユーザーIDとパスワードが記憶されていて、そのパソコンからであれば容易にログインできたのでは?という説が有力だ。ユーザーがログインの度に、IDとパスワードを入力する手間を省くためのシステムである。では、誰が大学生のパソコンを操作したのか?家族か警察?
ここで、行きすぎた2ちゃんねる探偵団が行方不明学生の自宅に電話して経緯を説明した上で確認したのである。やりすぎっあせる
すると、ご家族の方はmixiの存在すら知らずパソコンもいじってないとのこと。警察が調査で押収するといった事もなし。
これで自宅のパソコンからログインした線は消えた。だとすると、誰かが事前に本人からIDやパスワードを聞いていたのか、はたまた不正に知り得ていたのか、、、
恐らくログインしたのは、知人や関係者だと思われるが確証が得られないままだ。

しかし、加熱する2ちゃんねるが発端で、やはり操作していたのは関係者だったと確信する事実が判明する。

2ちゃんねる探偵団が、高知大学の洞窟探検サークルのHPで、事故直後にサークル部長と副部長の名前が削除された事を受け、これらサークルメンバーがmixi改竄や真相に深く関わってるとして、個人特定作業が加熱したのである。それらに関わるスレッドの削除要請を削除板に誰かが申請したのだが、IPからこれが高知大学のリモートホストだと判明した。数回に渡って削除要請しているのだが、この書き込み時間とmixiへのログイン時間がほぼ一致。これで、mixiで他人のアカウントにログインしたのは高知大学生でほぼ確定。ここまできたら、洞窟探検サークルのメンバーだと疑うのが自然である。一体どんな目的で、mixiの日記を削除したのか?
やはり単なる事故ではないのか?


ここで、ネット上で知り得た情報や2ちゃんねるでの仮説を基に、自分なりの見解を書いてみる。

ネット上では、行方不明学生がイジメられてて、半強制的に地底湖に入らされたとか、ふざけて地底湖に落とされてそのまま流されてしまい、それらを隠匿しているとされる説が多いが、自分はやはり本当に予期せぬ事故だったのではないかと思う。悪のりし過ぎて招いた事故だったのではないかな。若い時って、ノリや格好つけで無茶する事も多いだろうし、部外者が思うほど探検のプロでもないと思うので、危険予測が甘かったのではないだろうか。残された4人も相当なパニックになったかもしれない。救助要請する側と、その場に留まって捜索するため二手に別れるにしても、誰しもが不安になるであろう。きっと焦りと不安で冷静な判断もできなかったはずだ。事故後のmixi改竄は、それまでにも行方不明学生を含め、洞窟探検サークルのメンバーらで色々と無茶をしてきたのではないかと予測する。今回の事故も、通常は入洞届けが必要なのに無断で洞窟に入り事故が起きた。過去にも同様に、無断で入ったり立ち入り禁止の場所にも挑んだりしていたのかもしれない。洞窟探検サークルの他のメンバーが、自分達にバッシングが及んだり、学校からの処罰を恐れ、自分達に不都合な日記を削除したかったとか。

現在、行方不明になった大学生は未だ発見には至っておらず、かといって事故が事件になった訳でもない。きっと裏があるといった憶測のみが独り歩きして謎めいた事件となっているのか、はたまた隠された真実が洞窟の奥深くに遺体と共に眠っているのかもしれない、、、


次回の未解決事件を追え!は
『洋子の話しは信じるな』

主婦が突然失踪。その事件をニュース番組が追って父親と姉に取材。自宅の居間で父親にインタビューしてる映像が放送されるなりネット上で話題に。なんと何気無く居間の本棚に張られていた紙に「洋子(姉)の話しは信じるな」と。これは父親の隠れたメッセージなのか!? これはただの失踪事件ではあるまい、、、






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