多くの国家試験では「択一式」という形式が採用されていて、マークシートによる解答をすることになります
FP試験では3〜4択、行政書士試験などでは5択と、複数の選択肢の中から正しいと思うものをマークするもので、割ととっつきやすく、馴染みのある形式でもあります
ただ、このマークシート式には1つ大きな弱点があります
それはマークミスをしやすいということ
そこで今日は、マークミスを減らす方法について簡単に書いていくことにします
マークミスなんてするはずない!?
「そんなにマークミスするわけないじゃん」
と思っていませんか?
私も最初のうちはそう思っていました
ところが、きちんと問題を解いてしっかりマークしたつもりでも、一通り解いた後であとで見返してみると、必ずと言っていいほどどこかしらの問題でマークミスをしているのです
宅建士試験でも社労士試験でもマンション管理士試験でも・・・
ちなみに、試験時間中にマークミスに気付けたので難を逃れました
このように、マークミスなんてしないという自信(?)があったとしても、ミスはしてしまうものなのです
マークミスを減らすには
集中していたとしてもミスをする時はします。
となると、マークミスを減らす方法はただ一つ、「試験時間中にマークミスに気付けるようにすること」です。
この作業を「マークチェック」とでも名付けておきます
このマークチェックを必ず試験時間中に行うようにするのです。
それだけでマークミスをかなり減らすことができます
先ほども話したように、私もこのマークチェックをしていたおかげで失点を防ぐことができました
マークチェックは一般的にいうテストの見返し作業とは異なります
問題文そのものは一切見ません。
問題用紙で見るのは問題の番号とその答えだけ
最初からでも最後からでもいいので、問題用紙にメモしたものとマークシートに書いたものが一致しているかの確認を、全問、やっていきます
問題を再検討するわけではないので、そこまで時間はかかりません。
実際に要するのは2〜3分程度でしょうか。
ですので、試験時間が終わる5分前までには問題を解き終わるようにしたいところです
自己採点の精度を上げる
試験が終わった後、各予備校が速報で出している答えを使って「自己採点」をすることになります。
この自己採点結果と実際の結果に誤差が生じることがたまにあります。
この主な原因がマークミスなのですが、この誤差が合否のボーダー上で起こってしまうと笑えませんよね
このような誤差を生まないようにするための方法もあります
問題用紙の背表紙に、マークシートだけを見て、答えを書き写していくだけ
こうすることで、実際にマークシートで記入した数字だけを転記することができますし、自己採点もしやすくなります
ただ、この転記作業は慎重にやるようにしてください。
ここで転記ミスをしてしまうと全く意味ないですからね
この作業もそこまで時間はかからないと思います。
せいぜい1分くらいでしょうか
あとがき
今回はマークミスを減らす方法について書いてきました。
ミスはするものとして、その対策をとっていくことが重要です。
もちろん、試験時間がギリギリになってしまうとなかなかここまで気が回らないかもしれません。
それでも、正答できたはずの問題で失点することほど勿体無いことはないと思うので、マークチェック等の作業は取り入れて欲しいところです