先日、久しぶりに映画館にいったときの話。

予告編が終わって、さあいよいよ本編がスタート。

思わせぶりに始まるナレーション。

オープニングが真っ暗な画面でナレーションだけとは、

じらす演出だなあと思いながら見ていたのですが、

なんと数分たっても画面がそのまま…。


次第に見ている人もザワザワ。

さすがになんかおかしい。

どうやら放送事故のようです。


やがて支配人が出てきて平謝り。

10分くらいしてやっと放映が再開されました。

しかしなぜか予告編をもう一度見せられる。

映画の予告ってけっこう長い…。もうトム・クルーズはいいよー。

(「NIGHT&DAY」という映画の予告でした)

そしてやっと再び辿り着いた本編。

さっきと同じように制作会社のロゴが表示される。

が、なんとまたしても画面が真っ暗のまま!

勘弁してくれ~。


なんとか3回目の上映時には放映できたものの、30分くらい待たされました。

ある意味、めったにない経験が出来たのでしばらく人に語れそうです。

ただ観に行った映画は「ガンダムUC」なので、

そこ突っ込まれるとガンダムオタクなのがまわりにばれてしまいますが。


放映終了後、お詫びとして一回映画無料券をもらいましたが、なんと「3D映画はダメ」というオチ。

アバター見ようと思ったのに!

ルポ 貧困大国アメリカ (岩波新書)/堤 未果
¥735
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読んで最初の感想が、「これは10年後の日本かも…」。

作者もそう思わせる目的で書いていると思われます。


世界で一番豊かな国のはずのアメリカで広がり続ける格差。

一見豊かさの象徴のように見えるアメリカ人の肥満。

じつはその肥満は、貧困から生み出されるという指摘に目から鱗。


アメリカでは貧困層にフードスタンプという食料配給制度があるそうです。

そのフードスタンプの食料提供に協力しているのが、ファストフードチェーン。

おまけに貧困地帯の学校では、給食を税金でまかなえず民営化。

そこで給食を提供するのもファストフードチェーン。

マクドナルドやピザーラ。

まともな食事より脂いっぱいのジャンクフードのほうが安いw

貧しい人や子供たちが太るのは当たり前。

価格優先で偽装食品がまかり通る日本も、いきつく先はここかと思わされます。


さらに衝撃的だったのが、イラク戦争のエピソード。

イラクで戦争に参加している米兵は、愛国心に溢れた軍人ではなく生活に困窮した貧困層だそうです。

困窮した移民などを米軍がリクルート。

医療保険も払えなくなった貧しい人は、軍人になることで受けられる保障を求めてイラクに行くそうです。


加えて学生もたくさん戦場に行っているとのこと。

アメリカの大学生といえば自分で学費を稼ぐことで知られていますが、学生向けローンの横行、就職難で学費のための借入が返済できない学生が増えているとのこと。

その学生を狙って米軍がリクルート。

大学を卒業した学生がどんどん戦争に行く。


日本でも貧困層の中で右寄りの思想が広まりつつあります。

自分のアイデンティティがあやしくなったとき、敵をつくれば自分を確固たるものとできるからでしょう。

この本は、現代日本への警鐘として多くの人が読むべきだと思います。


石田 衣良
愛がいない部屋

を読みました。都心に立つ高層マンション、メゾンリベルテ神楽坂を舞台に起こるちょっとした人々の悲喜劇を描いた短編集。


ルームシェアでマンションを手に入れた若い男女の失恋。

出会い系で若い男との情事にふける主婦。

会社で閑職に追いやられた父とひきこもりの息子。


モダンな都会のマンションの中で暮らす人々の様々な苦悩。

僕は地方在住なのであまりよくはわかりませんが、美しくも遮断された部屋に住むということは、居心地がいいばかりではないのでしょうね。

最も大型店舗と住宅街で平坦化した地方だって住み心地はよくはないですが。


どこで生きるにせよ、人の生活は希望に満ち溢れているわけではないし、絶望だけでもない。

人のそういう細やかな心情を丁寧に描写した石田衣良らしい一品です。

奥田 英朗
イン・ザ・プール

奥田英郎「イン・ザ・プール」を文庫化されたのを機会に読みました。

直木賞受賞作「空中ブランコ」の前作に当たります。


ユーモアあふれる作品で、サクサクと読めクスリと笑えました。

太った中年の精神科医伊良部のもとを、妙な病気を抱えた患者たちが訪れていく短編集。

プール依存症、携帯依存症に、妄想癖。

訪れる患者たちが抱える病は、一風変わっていつつも、多くの人が身に覚えを感じてしまうようなものばかり。

深刻な心の病を抱えてらっしゃる方からするとちょっと抵抗感ある話かもしれませんが。


伊良部医師は、変な病気を抱えた患者をさらに上回る変人。

ときには患者に同調して同じような行動をとり、それどころかもっと変なことをする。

そのことによって、患者は自分の姿のおかしさに気づき、病気が治ったりする。

とかく、コミュニケーションが減少し、自分を見失いがちな現代人にとっては鏡となってくれる貴重な存在。

その行動のばかばかしさに笑いつつも、なぜか心が和む作品でした。

桂 望実
県庁の星

を読みました。織田裕二、柴咲コウ主演映画の原作。

とても軽快で読みやすい小説。人称が定まらないのが少しだけ気になりますが。


映画原作とはいっても、映画とはかなり違う模様。

映画は見ていないのですが、柴咲コウというヒロインが小説ではいません。

かわりのパート役は40代のバツイチ子持ちのおばちゃんでラブロマンスはありません。

おまけに主人公の県庁さんの恋人は、頭のユルいギャルです。

僕はどちらかといえば、こちらの設定のほうが好きかな。

美形ヒロインとのラブロマンスより味がある。

ただ映画の場合はビジュアル大事ですからね。


ストーリーは、頭の硬い県庁に勤める主人公が、さびれたスーパーに民間企業研修という形で出向させられる話。

ただただ役人然とした県庁さんが更正されていく話かと思いきや、意外と県庁さんのほうがまともだと僕は思ってしまいました。

頭の硬い部分はあるけど、たしかに責任の所在ははっきりさせとかないと組織では困りますから^^;

なんでもかんでもめちゃくちゃなここで出てくるスーパーはかなり問題w


最初は互いに煙たがっていたけど、いろいろ事件があってお互いのいいところをあわせて最後はスーパーを立て直していく。

やっぱり、罵り合ってちゃダメだよ!ってことですかねw

お互いにいいとこを見つけて、プラス思考でってとこは共感できるところです。

読後、明るい気分になれる一冊でした。

山田 昌弘
希望格差社会―「負け組」の絶望感が日本を引き裂く

という本を読みました。

最近何かと話題の格差社会について先鞭をつけた本らしいです。

著者の専門は家族社会学。

格差の拡大が、単に収入の差によるのではなく、生きる意欲「希望」の差に基づくものだとした点が新鮮。

三浦展の『下流社会』では、単に若者が意欲を失っている姿が非難されていましたが(ex開店前のパチンコ屋に並ぶ若者)、本作では若者が意欲を失っている原因にまで研究が掘り下げられています。

著者が指摘するまでもなく、実感されていることだとは思いますが、著者が言う「パイプライン」が崩れつつあるのは確かだと思いました。

高校、大学、就職と普通の人が普通に努力を続けていれば普通に幸せになれる時代ではなくなったのかもしれません。

普通に生活していてすらリスクを負ってしまうのだから、そこから目をそむけて実現不可能な夢を追ったり、気力をなくすのはごく自然の心の防衛機制かと思います。

では、いったいどうすれば、人々にあまねく希望を与えられるのか、その答えは本書にもありません。

そういった大局を論ずる以前に、僕は目の前に積まれた仕事を片付けなければいけないのが今の状況です。

石田 衣良
40翼ふたたび

北海道では本日発売、石田衣良の新作『40翼ふたたび』。

さっそく買ってきて、最初の一遍だけ読みました。


しかし、このタイトルどこかで見たような…。

たしか安野モヨコのマンガ『働きマン』に出てきた中年恋愛小説がこんなタイトルでなかったか?

何でもプロデュースという主人公の仕事の内容も、『野ブタをプロデュース』に似てる気がするw


読んでみると、なんと最初は落ちぶれたIT社長の話。

これはどう考えてもホリエモンこと堀江貴文のことだw

いくらなんでもこれだけ世間に話題になってる人のことを書いていいのだろうかw


内容的には広告代理店を辞めたフリーの広告屋の主人公が、様々な人の持ち込んでくるやっかいごとを解決していく話。

IWGPの中年版といったところか。

全体的な感想はもう少し読んでからにすることにします。

今日、職場で大変なことが。

なんと私服警備員の人が、お客様を万引きと誤認してしまったようです。

お客様は中学生だったのですが、そのお母様がカンカン。

そりゃあまあ怒るわな…。

僕はそのときは2階のレンタルビデオコーナーにいたので詳細は知らないのですが…。

私服警備員さんは素人同然なのですが、なんとも気をつけて欲しいものです。

万引きは多いがかといって、万引きを捕まえるのも容易でないという書店のジレンマ。


日中系列店に行っていた店長から電話が入る。

「まだ在庫減らしたいんで今日も返品してくれない?」

えええええ!

昨日もあれだけ抜いたやん…。

返品期日はともかく、月末までに在庫を減らしたいとのこと。

仕方なく自分のジャンルの発注などは置いておいて、PC関連書の抜き取りを行う。

PC用語は全然詳しくないので、目が回る…。

この状態では発注ができてないって文句は受け付けませんよーw