ある日、我が家の飼い😹である佐助くんが、真剣な顔でリビングのテレビのリモコンの前に座っていた。

😹おやじが「おいおい、チャンネル変えたいのか?」と話しかけると、佐助くんはフッと鼻を鳴らし、前足で器用に「電源ボタン」を押した。

ここまではよくある😹の気まぐれかと思ったのだが、次の瞬間、テレビ画面に映し出されたのは動物ドキュメンタリーではなく、「全世界の高級ちゅ〜る備蓄状況」をリアルタイムで示す謎のグラフだった。

慌てて画面を覗き込む私をよそに、佐助くんは低い声でこうつぶやいた。「人間、よく聞いてくれ。我が猫族の『おやつ安全保障』が今、危機に瀕している」

まさか、うちの猫が地球規模の裏組織の最高幹部だったとは……。振り返ってみてどうりで他の😹と違うと思った。

その佐助くんも昨年亡くなった。人懐こい黒😹だと思っていたが、遺品から秘密ファイルを見つけて裏組織の黒😹であったと悟った。
