Jリーグ初期に、ガンバ大阪にパトリック・エムボマ選手が入団した。当初は注目はしていなかったが、サッカー番組やスポーツニュースでは活躍を報じていた。

応援している鹿島アントラーズ戦で活躍すると悔しい思いをさせられた。逆にアントラーズのライバルチームとの対戦ではガンバ大阪が勝てと応援していた。


正にエムボマ選手はガンバ大阪の救世主的存在だった。

ご存知のように、高等専門学校・職人・猫が三位一体となって作り上げた製品が、中小企業の救世主になった事例がある。「ねこじゃすり」を開発した広島県のワタオカです。

ホームページの原文を引用させて頂きます。

 猫の舌に近いから…

 

各社とも活路を模索する中、創業約130年の老舗ワタオカ(仁方西神町)が売り出した「ねこじゃすり」は、近年話題のヒット商品となった。猫をなでる長さ20センチ余りの棒状の道具。なでると猫がうっとりとするのは、やすりの技を生かした表面のざらざらが、毛繕いする猫の舌に近いからという。


「樹脂製ならではの優しいデザインもポイント。うちの技術だけでは決してたどり着けなかった」と社長の綿岡美幸さん。市内の呉高専との連携が大きな力となったという。

 

母に続いて家業を継いだ綿岡さんが樹脂素材に目を向けたのは、社長に就く前の13年ごろ。最初は野菜や果物をすりおろす、カラフルなキッチン用やすりを構想した。伝統の技を商品開発に生かしつつ、目立てを省き、型で量産できる樹脂製の可能性を探った。


ところが、樹脂の硬度を高める添加剤のために色は黒くなり、食品加工に使うには安全性の問題も浮上。「失敗作」が手元に残る中、ふと、飼い猫をなでてみたのがヒントになる。


ペット用を発想


もだえるように気持ちよがる姿を見て「これだ」。ペット用品に発想を切り替え、15年から開発を本格化。サンプルを作ってはモニターに試してもらい、改良を重ねた。


試行錯誤のサンプル作りに活躍したのが、呉高専が地域貢献のツールに位置づける3Dプリンターだ。授業や研究に用いる傍ら、学内の協働研究センターを窓口に、地元企業などのニーズにも対応する。ワタオカの依頼に応じた当時のセンター長で、現在は大和大(大阪府)教授の山脇正雄さんは「複雑な型を毎回作ることなく、データから直接、手早く成形できる3Dプリンターの強みが発揮された」と振り返る。


解像度の高いプリンターで成形を担った建築学分野の間瀬実郎教授は「データ量があまりに大きく、他では経験のないエラーが出たこともある。やすりの目がいかに複雑、繊細かを知った」と言う。

 デザインを練り上げたねこじゃすりは、量産用の型取りを経て、17年冬に発売。1年目から5月万本を売り上げ、定番化した。地場産業の将来に明かりをともしたヒット商品は、産学連携のたまものでもある。

我が家でも大活躍です。1歳以上の猫は恍惚状態になり終わっても強請ってくる人気です。

 薄い色の猫はグレーが良いのでは。


抜け毛で毛玉ボールを作っているが、直径4cmから成長しません。大玉を作った方の努力には感服いたします。

「神さま・仏さま・お猫さま」ではなく「ねこじゃすりさま」です。