古い洋楽ロックに詳しい方はご存知かもしれませんが、ハードロックバンド ULIAH HEEP のファンでした。かなり衝撃的なアルバムを発表していた。
聞いてた頃のディスコグラフィーは次の物です。
悪魔や魔法をテーマにし、幻想的なジャケットが気に入っていた。全般的にハードロック調で好きだった。
その中で変わり種アルバムが二枚あった。まず、戦争をテーマにした「ソールズベリー」です。
ハードロックバンドでありながらプログレッシブロックを感じさせる大作や、物悲しい曲が収録されている。
冒頭曲の「The Park」と「Lady in Black」は歌詞は解らないが、物悲しいメロディで聴きこんでしまう。
騙されたと思い
ポッチとなをして下さい。良い曲です。
アルバム名と同じ「Salisbury」は大作で、ある歴史的出来事を想い浮かべて聴いている。
想い浮かべている出来事とは、世界初の都市部への原爆投下です。
序盤から中盤まで、原子爆弾を搭載した爆撃機「エノラ・ゲイ」が発進し広島に向かう様子を、静かで繰り返しで表現している。乗組員の緊張が伝わる。
終盤の激しい曲調が投下後の爆発と破壊音に聞こえる。その後のコーラスが、被爆者の叫びに聞こえる。
曲調が世界史に残る惨劇を表現していると、勝手に想像している。攻撃側と被爆者との苦悩が理解できる名曲です。
もう一枚は「ワンダーワールド」です。
ハードロックバンドとは真逆で、綺麗な曲調で同じバンドのアルバムかと疑った。販売数は解らないが転機となった良いアルバムだと思っている。
これ以降は、Uliah Heep は卒業したので知らない。