縦さん・横さん

昨日と今日は愛知県一宮市で仕事です。木曽川沿岸の取り引き先に出向いています。

（Google mapより引用）

圧力容器用溶接ロボットの制御装置が完成し、制御プログラムのインストールと動作試験を兼ねている。

一宮市は親の世代では繊維産業が盛んだったが、今は近郊を含めて重工メーカーと関連会社が多くある。聞いてみると、まだ繊維産業も活躍しているようです。

地元の人は重工メーカーを「横三」と「縦三」と呼んでいる。首を傾げたが、尋ねてみて納得できた。

「横三」は三菱重工で、「縦三」は川崎重工らしい。三の字が横か縦かで呼称を換えている。

よほど地元に密着しているのかは、呼び名で分かる。また、裾野が広く高い技術を持った関連会社が多くある。

ロボット開発は久しぶりで、やり甲斐があった。現在のCPUや大容量メモリのお陰で、制約な少なく自由に目的のプログラムを書くことができた。

パソコン用プログラムのインストールと違って、専用ツールが必要です。台数が多いため今日はインストールと簡単な動作試験で終わった。明日は総合試験を行って合格すれば、納品先での立ち合い検査待ちです。

取り引き先の機械屋、制御屋、溶接屋、ソフトウェア屋が集まったプロジェクトです。先の「横三」や「縦三」なら社内で技術者を集められるが、中小企業の連携も、企業風土の違いがあって面白い。

こんな感じで頑張っています。

ただし、問題が生じると一大事でしょう。責任転嫁や面子が邪魔して拗らせる事が予想される。

話しは代わりますが、ホテルから「ぎふチャン」が良好に受信できる。地元では滅多に聴けません。ラジオを持って出かけて正解だった。

この D−808 は小さいが感度は良い。ベストセラーになるはずです。もっと性能が高いラジオなら思わぬ放送局が聴けたりするだろうが、

持ち運びで傷だらけになるので、これにしました。