昔のオーディオ用チューナーやFMラジオには、300Ωのフィーダアンテナアンテナや端子が付いていた。
安価だが効果はあり重宝したものです。ただし、不格好は我慢した。八木アンテナを設置してからは無用の長物となった。
何時しかアンテナ端子がなくなり、ロッドアンテナが短波とFM用アンテナになってしまい、外部アンテナ接続できない機器が増えだした。
代わりにリールアンテナの登場です。短波とFMの感度向上に一役かっている。
保有するBCLラジオのロッドアンテナにはリールアンテナを接続しているが、名古屋のZIP-FM(77.8MHz, 10Kw, 直線距離60Km)受信状態はラジオの特性がよく反映される。
SANGEAN ATS−909X2は、本体性能が良いためか最も雑音が少なく受信できる。FMはこれを専ら使っている。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240401/18/black-catch/2e/fa/j/o1080081015420233118.jpg?caw=800)
メイン機の TECSUN S-2000 では雑音が混ざり、音楽番組は楽しめない。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240401/18/black-catch/4e/9a/j/o0810108015420233120.jpg?caw=800)
意地で感度向上のためにダイポールアンテナとLNA(ローノイズアンプ)を用意したが、少し改善しただけです。
長い周期で聴いているが、リールアンテナの方が優れている。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240401/18/black-catch/19/97/j/o0810108015420233124.jpg?caw=800)
メイン機だから悔しい。そこで受信感度向上のための実験でリールアンテナをLNAに接続してみた。
単線のリールアンテナの接地方法が不明だから、3.5mmオーディオプラグ付きを使うことにした。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240402/14/black-catch/38/aa/j/o0887108015420551571.jpg?caw=800)
このラジオには内部アンテナ(ロッドアンテナ)と外部アンテナ(BNCコネクタ接続端子)の切り替えができるので聴き比べると
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240402/14/black-catch/33/ca/j/o0831108015420557809.jpg?caw=800)
ただし、76~80MHz帯では良好だが、補完放送の90MHz
帯では音が歪んでしまう。
内部と外部アンテナの切り替えか、LNAの電源ON/OFFが必要になる。
アースの問題で上手くいかないと予想していたが、嬉しい裏切りです。