20年前、川崎市から地元に転勤した翌年に珍事件が発生した。

艤装工事中のバラ積み船二隻が台風の影響で漂流し、海水浴場に打ち上げられたのです。

ドックで船殼を組み立てられて一旦は進水が行われる。
その後、船を岸壁に係留して行わる工事を艤装と呼ばれる。艤装時には船はロープで岸壁に固定される。

この時は大型台風の襲来で海岸付近には避難勧告が出るほどで、相当荒れたらしい。

台風一過の朝、二階の窓から海を見ると大型船が漂流してた。造船所が回収するだろうと思って仕事に出かけた。
 




その後、砂浜に打ち上げられ座礁した。報道機関や見物人が大勢集まり大きく報道されたのを夕方に知った。



 


後日、聞いた話で屋台も出たそうです。

砂浜に座礁したため、回収作業に数億以上の費用と時間を要し造船所は大損害だろう。