以前紹介した「グリーンブック」に似た映画を見直した。
黒人初のメジャーリーガー物語である「42 世界を変えた男」です。
有料の動画配信サイトでしか鑑賞できないが、機会があれば観る事を勧めます。
黒人リーグでプレーしてた主人公(ジャッキー・ロビンソン)の半生を描いた映画です。
今注目されている大谷翔平選手が所属するブルックリン・ドジャース(現在ロサンゼルス・ドジャース)のGMに認められ、メージャー入りするところから始まる。
成功物語のようだが、入団するとチームメイトにとどまらず、アメリカ社会・観客からも黒人と白人が同じ場所でプレーすることを許さなかった。
GMのブランチ・リッキーとの交流で、ファンやマスコミ、チームメイトからの誹謗中傷に、強い自制心を貫いていて耐える。
プレーに徹するロビンソンの姿勢に、次第に周囲の人々心がひとつとなっていく。アメリカならずとも日本人の心を揺さぶる映画です。