クラシック音楽アルバムで、ムソルグスキー作曲のピアノ組曲もしくはラベルによりオーケストラ用に編曲された「展覧会の絵」がある。


 


組曲は

「プロムナード」
第1曲「こびと」
「プロムナード」
第2曲「古城」
「プロムナード」
第3曲「テュイルリー」
第4曲「ビドロ」
「プロムナード」
第5曲「卵の殻をつけたひな鳥のバレエ」
第6曲「サムエル・ゴールデンベルクとシュムイレ」
第7曲「リモージュ」
第8曲「カタコンブ ローマ時代の墓」
第9曲「鶏の足の上の小屋」
第10曲「キエフの大門」

から構成されている。
音楽の授業で聞いたことがあるが、退屈でほとんど聴いていなかった。

同じ時期に英国のロックバンドである ELP (Emerson, Lake & Palmer )が同名のアルバムを発表した。


 

     プロムナード

      こびと

      プロムナード

      賢人

      古い城

      ブルーズ・ヴァリエイション

      プロムナード

      バーバ・ヤーガの小屋

      バーバ・ヤーガの呪い

      バーバ・ヤーガの小屋

      キエフの大門

      ナットロッカー


曲構成はかなり違うが、最後に「ナットロッカ」というノリが良い曲が含まれている。

 



当初は「プロムナード」と「ナットロッカ」等の分かり易い曲を好んで聴いていたが、アルバムとして聴き込むと、前半の「プロムナード」を中心とした導入部から「バーバ・ヤガ◯◯◯」から始まり「キエフの大門」で最高潮に達する構成が病みつきになった。「ナットロッカ」は高揚した気分を、リズム感ある曲で落ち着かせる役目を果たしている。


このアルバムをきっかけに、ピンクフロイド、イエス、キング・クリムゾン、リック・ウェイクマン、PFM、カンザス等のプログレッシブ・ロックと呼ばれる分野の虜になっていった。

プログレッシブとは「進歩的な」と言う意味があるが、どちらかと言えば難解な音楽で、初期の頃は意味不明だった。絵画で例えると抽象画で写実的ではない。