最初のオーディオセットは以前紹介した SONY のレシーバを中心にしたものでした。
アンプとして数年、チューナーとして長年使ってきましたが、本格的なアンプが必要になり他を物色していた。
ひときわ綺麗で高出力アンプが見つかったのです。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240103/11/black-catch/f5/cf/j/o0730032215384987092.jpg?caw=800)
楽器メーカー製らしく白木を使った筐体と、ヘアーライン加工されたフロントパネルのマッチングです。
調度品とも思えるデザインと、操作する楽しさを兼ね備えていました。
このアンプはA級アンプとB級アンプが切り換えられることです。
B級アンプとは、電気のプラスとマイナス部分を個別のトランジスタで増幅して合成するもので、0V付近で歪みが発生します。しかし高出力アンプを簡単に構成できる利点があります。多くのアンプはB級アンプです。
A級アンプとは、一つトランジスタでプラスからマイナスまで増幅でき、歪のない高性能アンプとなり得るのです。反面、高出力を得る事はできません。
かなり気に入っていましたが、通電中にA級とB級を切り替えていたら、煙が出てあの世行きになってしまいました。
後継機として選んだのは、SANSUI AU-α707XR です。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240103/12/black-catch/c8/4b/j/o0684027615384992100.jpg?caw=800)
オーソドックスなアンプではあったが、定評があり信頼性も高い。今も現役で動作している。
高出力アンプを手に入れるとスピーカも新調した。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240103/13/black-catch/83/c7/j/o0900090015385011768.jpg?caw=800)
当時のオーディオマニアなら大型ブックシェリフ型スピーカは必需品でした。
家を新築する際に、大工さんにお願いして1.5畳を潰してオーディオラックを製作してもらった。
以前紹介したコンポーネントや大型スピーカを上手く収納でき、配線が見えない工夫がされています。
そのお陰で居間をオーディオルームウェア風に改造できました。自己満足の象徴です。