正月と言えば年賀状が連想されます。一時期、郵便配達のアルバイトをしてたので、苗字に困ったり興味を持った事があります。
大都市圏や中小都市の市街地に住んでいる方には縁がないと思いますが、在所と呼ばれる集落には同じ苗字の家が集まっています。
その殆どは在所の地名と同じため、明治時代の平民苗字許可令のためでしょうか。
また、不思議に思っていたは三重県に伊藤姓が多いことです。小学校の社会で、平安時代に栄えた藤原氏の伊勢国(三重県の国名)に居住する末裔が、伊勢の藤原氏と名乗った事から始まったと習った覚えがあります。
確かに佐藤、加藤、斎藤、後藤など藤が付く苗字が多くあります。
そこでウキペディアで調べてみました。
以下、引用です。
- 01佐藤 - 下野国安蘇郡佐野荘
- 02伊藤 - 弾正台尹
- 03加藤 - 加賀介
- 04斎藤 - 斎宮寮頭
- 05後藤 - 備後国/藤原氏後裔[8]
- 06近藤 - 近江掾
- 07遠藤 - 遠江守
- 08工藤 - 木工助
- 09安藤 - 信濃国安曇郡
- 10内藤 - 内舎人
- 11須藤 - 下野国那須郡
- 12武藤 - 武者所
- 13進藤 - 修理少進
- 14新藤 - 武蔵国新座郡
- 15神藤 - 諏訪神家
- 16春藤 - 大和国添上郡春日
十六藤以外で、藤原氏由来とされる苗字。藤を「とう」と読まない場合もある[8]。
確かに地名に由来する苗字が多いです。
藤原氏の祖は、大化の改新を成し遂げた中臣(藤原)鎌足です。