近年のデジタル・オーディオといえば、MP3プレーヤーが思い浮かびます。超小型のSD(TF)カードに収納され持ち運びに便利です。


中国製BCLラジオにも、組み込まれた製品が販売されています。

 

時代を遡っぼってみます。


 


アップルの ipod がポータブル・オーディオを一世風靡した頃に、ソニー大好き人間が手を出したのが、HD-1 という機種です。

ハードディスクに音楽ファイルを格納するところは同じですが、音楽ファイルの圧縮形式がソニー独自であるため他機器への転送が出来なかった。




記憶媒体にハードディスクを使用する前は、MD(Mini Disk)があった。デッキを買う必要性は感じず、MDプレーヤで録音・再生を行っていました。
録音・再生時間はカセットテープ以下(74分)で、CD1枚
分の収録に向いています。



それ以前は、DAT(デジタル・オーディオ・テープ)でした。DATウォークマンが販売されていた記憶があります。


ビデオテープの改良で成し得た成果でしょうか。

DAT以前の記憶媒体は定かではないですが、ビデオテープだと思います。

ビデオテープにはデッキが必要です。ベータマックスとVHSとのビデオ戦争はご存知でしょうか。その頃に遡ります。

自宅ではVHSビデオデッキを、職場ではベータマックスを使っていました。
職場にあったのは、ソニーの F1 というポータブル・ビデオデッキです。F1 にデザインを似せた PCM-F1 が販売されていたので即購入。



ちなみにビデオデッキと PCM-F1 を並べると、
PCM(パルスコード変調)とは、オーディオ信号を14ビットもしくは16ビットのデジタル信号に変換し、家庭用ビデオデッキのビデオ入力信号に変換する装置です。

当然、記録媒体はビデオテープとなります。自宅のVHSテープにデジタル録音していましたが、8mmビデオが発売されると、保管場所に困らない8mmに移行していった。


現在は、ネットでの音楽配信やMP3プレーヤーで気楽に楽しめますが、録音ノイズのない世界への進化は特出してます。関係した研究者や技術者の皆様に感謝します。