TECSUN S-2000の話題を中心に記事を書いてきましたが、今回は趣向を変えて過去から現在に至るラジオに関係する趣味遍歴を紹介します。


BCLのマイブームは3回あったが、話を膨らせるために少し横道に入ることお許し願います。


小学生時代、実家の隣にあった空き地は粗大ごみ放置場所となっていて、真空管ラジオ終焉期であったため、キャビネットが剥がされシャシーだけのラジオが大量に捨てられていた。それを拾って分解して遊んだり、収集して部屋に飾っていた友人もいた。

小学校の卒業文集には、将来は電気屋さんになると書いた記憶がある(ラジオに興味を持ち始める)。


中学生になると自身と友人の影響から、ラジオの製作に興味を持ち、雑誌「初歩のラジオ」や「CQ」を読み漁った。

小遣いが月1,500円だったので雑誌を買うのがやっとで、製作したのはゲルマニウム・ラジオ(ダイオード)のみ。裕福な家庭の友人は、何台も5球スーパーやトランジスタ・ラジオを何台も作っていたので、指をくわえて受信の様子を眺めていた。


一念発起して叔父の食料品店で配達員のアルバイトをし、月2,500円の収入を得た。収入を得たがラジオの製作より無線通信に興味が移った。

友人がCB無線をやっていたので無線クラブに加入し、廉価なCB無線機である光波無線のECHO 3-RQを購入した。



簡単なアンテナで市内の通信は傍受できたが、送信は100m先までしか届かない。
クラブのメンバーに泣きついてアメリカ製のCB無線機(3W)とGPアンテナを借りて使ってみた。
翌日、近所から苦情が入って親に叱られ即座に返却した次第です。

無線通信が諦められないので、中古のSONY CB-500を雑誌で見つけて購入した。


買ったもののマイクは壊れていてセラミック・マイクが付けてあった。一応は使い物になったが、興味は薄れていった。
無線通信は高校生になり、アマチュア無線電話級の免許を取得し、JR2UMBのコールサインで活動してたが、免許更新を行わなかったので無効となってしまった。

再度、受信機に戻り中古のTRIO 9R-59Dを手に入れた。


周波数マーカを自作して使っていたが、世間ではBCLブームが始まり、初代スカイセンサーであるSONY ICF-5500
を親に強請って買って貰った。
これがBCLマイブームに第一期です。


第二期は、SONY ICF-SW7600G/GRの機種変更時期で、まず、7600Gを購入し、欲張って7600GRとアクティブ・アンテナまで買い揃えた。
毎夜、短波や中波の遠距離に挑戦していた。



第三期間は、2023年にSIHUADON D-808から始まりTECSUN S-2000に至っている。

【収集したBCLラジオ】

第三期のBCLは、十分な時間が割けるため、ラジオの操作や、放送されている番組を楽しむ事に重点が変わってきた。勿論、中波ではあるが遠距離受信にも挑戦している。


最後に余談ですが、僕の文書は「です、ます」と「である」調が混在している。読み返すと情けないです。ニヤリ