今年、ウルトラマン80放映、30周年ということでDVD-BOXが発売されている。
先だって発売直後に思わず購入してしまったのだが……
子供の頃、ウルトラマンが大好きだったのは自覚がある。
そもそも私がウルトラマンが好きだったんだ、と再度認識させてくれたのが、ウルトラマンメビウス。
ウルトラマン生誕40周年記念作品だ。
そのウルトラマンメビウスの映画で初代ウルトラマンのハヤタ、モロボシ・ダン、郷秀樹、北斗星司といった、わが少年時代のヒーローを演じた方々が出演された、とCMが流れた時、私の中で眠っていたウルトラの炎に再び火がついてしまった。
もっとも、私が生まれた年を考えれば、レオの世代であるのだが、タロウや、セブンといったあたりも再放送のせいか、我がヒーローといえる。
ただ、私のとっては、ウルトラマン=ハヤタが最高のヒーローであり、今でさえハヤタを演じておられた黒部進さんにお会いしとしたら、緊張のあまりカチコチになってしまうのではないか、と思っている。
またタロウの篠田三郎さんも憧れの人だ。
話を戻そう。
そのウルトラマンメビウスの映画は、オールドファンが卒倒しそうな豪華なキャストだった。(レオ、80は登場しない)
そこで、私はTV版も気になった。元々原点回帰をうたった作品であったため、気にはなっていたのだが…。
映画上映の後でウルトラマン、セブン、ジャック(帰ウル)、エース、タロウ、レオ、80と当時演じられた方々(タロウを除く)が、出演された。
過去のヒーロー達は各1話を与えられ、大きな子供達の涙腺を緩くする役目を担ったのだが……。
ウルトラマン80の回だけは、別格の作品構成だった。
タイトルは「思い出の先生」
ウルトラマン80は、ウルトラマンである矢的猛が中学の先生として、生徒を教え、守るという作品として始まった。
しかし、作品の路線変更で、先生の設定は突然消えて無くなってしまった。
演じた長谷川初範さんも、戸惑われたようだ。
「思い出の先生」は、その失われた先生編を補完する話だった。
ウルトラマンメビウスの本放送でも、その話の内容に目頭が熱くなったのだが、ウルトラマン80のDVD-BOXを購入し、改めて見てみるとその思いはさらに膨らんだ。
ウルトラマン80では、突然終わった先生編に名残惜しさというか、先生こそが80だろ、と思ってしまう。
その流れが断ち切られた後に見た「思い出の先生」は、涙が止まらないものだった。
何度も見ていたはずなのに、だ。
何から何まで泣かせるのだ。いや、泣かせようと思って作っている訳ではない。それは分かる。
ちゃんと、筋道を立てて作ったら、きっとそうなったのだろう。
この「思い出の先生」の回、ネットで調べてもらえば分かるとおり、各所で絶賛の話なのだ。
そのままでも泣けるが、是非とも80の先生編が終わった所まで見た後で、見て欲しい。
そうすれば、劇中の「俺達のウルトラマンだ!!」が感慨を持って受け止められるはずだ。
きっとウルトラマンを見てきた子供達の胸には「俺達のウルトラマン」が居るに違いない。
ヒーローって幾つになっても覚えてるものなのかな。
「ヒーロー」とはその時代を形作った存在のことで・・・・・・・。
今の子供達の心に根付く、ヒーローってどんな存在なんだろう。