営業スタッフ1人あたりが管理する顧客は300~600人。

それだけの人数とお付き合いしてると、当然相性の良し悪しも出てくる。


管理人の営業所は愉快な仲間たちが体言するように、ちょっとやんちゃな雰囲気の顧客が多い。

ほとんどのメンバーが、金持ち苦手やねんと公言していたほど、富裕層を手懐ける事が出来ていなかった。


管理人は前任スタッフから引き継いだ顧客と面談を重ねる中で、支店長曰く驚異的な成果を出していた。



営業所に上顧客として安定しない富裕層を引き込んでいったのだ。


こちとら元ホテルマン。
富裕層との会話やおもてなしは得意とするところ。


富裕層顧客からの反応も上々で、営業所は以前より活気づいたらしい。



そんなこんなで、長時間勤務と鬼のようなシゴキの中で、ひとつ特技を身に付ける事が出来た。


相性ってあるんやな~。そんな事を先輩が口にした瞬間…


「ボケェ!お前の気合いが足りんだけじゃ!」



また支店長が吠えた(´;ω;`)