Heart of klaxon 〜癌との闘い心のクラクションを鳴らそう〜 -4ページ目

Heart of klaxon 〜癌との闘い心のクラクションを鳴らそう〜

育児などの日常生活や闘病での心の葛藤を心の言葉にして。。。
大腸癌、腹膜播種になり大きな開腹手術は6回目。
自己導尿に排便障害の日々。抗ガン剤治療。
そして、肺転移…。
だけど、諦めず生きることにしがみついていたいと思う。

葉桜になってきた今日この頃。

26クールまで頑張ってくれたロンサーフの治療が終了。

長い長い副作用とのお付き合いだったなぁ。。。
マーカーもじわじわ上がってきたけど、急激な上昇ではなく、それなりにいい働きをしてくれていたんだなぁ。。。と思う。
26クール半ばでの血液検査で、マーカー急上昇。
残念ながら、、もう効いていない。

副作用もかなりキツくなってきていたのでこれ以上は私自身も、無理になっていた。

さぁ、、、この先どうするか。

とうとう無治療となるのか…。

でも、スーパーDr.からの提案。

「FOLFIRI+サイラムザ」

散々やってきた抗がん剤。
でも、FOLFIRIをしていたのは、今から8年ほど前のこと。
その頃には、大腸癌では使えなかったサイラムザが、使える。

降り出しに戻る治療。
FOLFIRIの副作用はすでに経験済み。
酷い吐き気と、下痢。半端ない倦怠感。色素沈着と脱毛。。白血球、好中球減少。

この今の体力で、はたして耐えれるのか。
正直、FOLFIRIの名前が出た時、ビビった。

でも、今出来る治療はもうこれしかない。

体力の不安をスーパーDr.に伝えると、FOLFIRIを減薬しての治療で提案してくださった。


そして、抗がん剤治療をみてくださる主治医のDr.に日を改めて、お話しを聞くことになった。

体力のこと、進行具合からして主治医のDr.はこの治療を進めてはくれないだろう。。。
そう思って受診したのだけれど、予想に反して主治医のDr.も治療を進めてくださった。

やってみよう。。

8年前とは体力も、身体も変わってしまったけれど、今もこうして生きることが出来ている。
これは、奇跡に近い。今私が、ここで治療を渋る理由がなくなっていった。



治療出来なくなる瞬間は、自分が一番よくわかる。身体がもう無理と叫ぶだろう。
治療したくても出来なくなった時、その時が辞める時。
そう思った。



こうやって、いつも進んできた。
治療に対する不安や怖さがないと言えばウソになる。。
もう、手術出来ない身体。
急激な進行をじわじわな進行に留められたら、それで十分。


やはり久々の点滴治療で、初めての薬も含まれている事から、1回目は入院して治療することになった。
また、家族に迷惑かけるけど、、仕方ない。。
息子くんに寂しい思いをさせてしまうなぁ。。


入院治療までに、吐き気による食欲不振の対策を考えなければ。
これ以上体重が落ちると、治療どころではなくなってしまう。
家にいれば何なと食べれそうなものを探して口に出来るかもしれないけれど、入院中は食事が決まってるので、食べれなければ確実に痩せる。
それが一番怖い。


入院までの時間に少しでも体力を回復させておきたい。

また、新たな闘いがはじまる。。
踏ん張らなければ!!