Dr.のGoサイン | Heart of klaxon 〜癌との闘い心のクラクションを鳴らそう〜

Heart of klaxon 〜癌との闘い心のクラクションを鳴らそう〜

育児などの日常生活や闘病での心の葛藤を心の言葉にして。。。
大腸癌、腹膜播種になり大きな開腹手術は6回目。
自己導尿に排便障害の日々。抗ガン剤治療。
そして、肺転移…。
だけど、諦めず生きることにしがみついていたいと思う。

ご無沙汰のブログ。



身体の不調と闘いながらも何とか過ごせていることの有り難さをかみしめてる。


ロンサーフ11クール目の真っ只中。


相変わらずの副作用。

*吐き気…飲んでいる間ずっと2週間続く

*嘔吐…1クールで3~4回

*味覚障害…飲んでいるあいだずっと、飲み終わってからも数日

*下痢…折り返しの残り1週間目くらいから、2週間は続く

*肛門痛…ない時の方が数えるほど

*倦怠感…折り返しの半分からの方が強い

*脱毛…毎日ピンポン玉くらいが抜け続け今では、お年寄りの薄くなられた方のよう。

*食欲不振…下痢と吐き気で何を食べていいのかわからず、カロリーメイトやお粥、そうめんなどを口にしている。


副作用は人それぞれだけど、やっぱり長く続くのは、ツライ。。。





そんな中、先日スーパーDr.の受診だった。
その日は、血液検査、ビーフリード点滴、CT検査、そしてDr.の診察の予定。




点滴があるので、早めに着くように行ったのだけど、何だか色々あったようで、結局CT検査の時間直前からの点滴になった。。。




今のこの病院に通い始めてから、手術や入院を繰り返し、完全にホームのようにも思える安心感。



スーパーDr.をはじめ、主治医の先生や外科の先生、それに本当にお世話になった看護師さんの方々、事務の方々。。。



看護師さんの顔を見ては安心し、私のことを名前で呼んでくれる方もいる。私は、それが凄く嬉しい。
もちろん、看護師さん達は、帰れば家庭があり、仕事として立派に働いていることはわかってはいても、ついつい甘えたくなったり、ついつい看護師さん達の体調が気になってしまったり…。

お仕事だから、患者にはわからないところで、本当に大変なこともあるのはわかっている。でも、やっぱりこの病院の雰囲気とここで働く人々の人柄が好き。




入院中辛いこともい~っぱいあったけど、いっぱい助けられてここまでこれた。



Dr.の診察になり、診察室に入ると、

「変わってないわぁ。手術しよ。」

と、今まで抗ガン剤で肺へ転移した癌の変化をみてくれていたDr.の言葉。

手術Goサイン。

UFTユーゼルしたり、ロンサーフを続けて1年と少し。

癌が縮小したわけではないけれど、数も変わらず3月と変化なし。(マーカーは微妙に浮き沈みあり)

「左肺からするから。右左はいっぺんにはできへんし。」

「ここでは、出来ないから、来週K病院に来て。その時手術日予約する。一様、今空いてるのはこの日やな。」

と、今から約1カ月後。

「それ無理やったら10月になるわ。」

10月までは、今の状態をキープ出来る可能性は低い。出来るならば、やはり1カ月後の方がいい。

K病院は、もうひとつのスーパーDr.の拠点の病院。



私の住んでいる同じ都道府県ではあるが。。。



でも、スーパーDr.が手術してくださることには、変わりない。


「よろしくおねがいします。」
といい、木曜日の予約を入れてもらって診察室をでた。

そっかぁ。。。ここでは、手術出来ないんだね。。。この私の厄介な肺の手術は。。。



急に寂しさが襲ってきた。

2011年からお世話になったこの病院。

そして、また新たに新居地での私の闘いが始まる。

自宅からの距離は若干近いはずだけど、時間的には、今の病院よりもかかってしまう。

なんせ、車が混むから。



電車で行く場合も、路線も変わり乗り換えも増え、かなり時間がかかってしまうだろう。



同じ都道府県とはいえ、県の違う今の病院の方が通いやすいとは。

でも、そんなことは言ってられない。



生きるか死ぬかの闘い。



Dr.も諦めずチャレンジしてくださる。
私が諦めるわけにはいかない。


それは、今までも同じだけど、やっぱり今回の手術は、スーパーDr.でも、数えるほどしかしたことのない手術になる。
術後どうなるのか。。。大丈夫なのか。。。考え出したらきりがない。


進むしかない。


初心を忘れかけていた私。
はじめて、Dr.に会った時は手術していただけるということが奇跡だった。
何度も粘液が出てきては、手術していただくうちに麻痺してしまった私の感覚。
手術していただけることの有り難さ。忘れてはいけない。



左肺の後、しばらくしてから右肺の手術。


「それでも再発するようなら、また違う病院の名医を紹介したる」


と言ってくれたスーパーDr.の先を考えてくれていることへの心強い言葉。


私は、負けない。


この気持ちを胸に、残りの1週間のロンサーフを飲み終えて、これからの予定を受け入れたいと思う。



スーパーDr.ありがとうございます。
「医者が限界作ったらあかん。何でもシャレンジや。」

以前にぽつりと呟かれたこの言葉は私の心の支えです。



今までお世話になったK総合病院の主治医の先生、外科の先生方、看護師さん達、事務の方々本当にありがとう。みんなみんな大好きでした。



K病院で手術終わったら、また戻ってこれるのかなぁ。。。?戻れるといいなぁ。


今までの、看護履歴などは、新たな病院には引き継がれないのかなぁ。。。
色々入院中の薬の副作用あったんだけどなぁ。。。

などなど、色んな不安はありますが。。。

わからないことだらけだけど、とにかく新しい病院の方々のお力を借りて頑張らねば。


不安を取っ払って過ごしていこう。