Makoさんのまったりな日常 -6ページ目

Makoさんのまったりな日常

日々、ゆる~~~い感じで過ごしております(笑)

過ごしやすくなったな〜

朝晩が気持ちいい

 

...と...やっと思えるようになった...

 

ずっと...隠してきた事がある。

結婚した直後に、わかった事だった

当然、夫は知らない

 

右の乳房の中に...小さなしこりを見つけたのは5年前。

触るとコリっとした塊に触れる

 

...あ~終わったな...

これあれだわ…死ぬやつ...

 

 

絶望感が襲いかかる

やっと生活にも慣れて...

子供たちはまだ学生で...

 

生きなきゃ!って思ってても

新しい土地で、新しい生活が始まって

何もかも新しいのに、私だけが違う

 

 

転移は無い...って言ったじゃんよ…嘘つき

 

 

それでも医学は発達していて、発症からの5年生存率は93.6%

んじゃ、わんちゃん子供たちが卒業するまでは何とかなるのか…

まぁ...検査出来る病院を早めに探して...ゆるゆる行くか

 

3ヶ月に1回、腫瘍マーカーのために血液検査だけやっとこう

 

そんなこんなで...5年が経過する。

...生きてんじゃん‼️

 

しこりの大きさは推定3cmってとこかな…

よく育ったもんだ

もうこうなってくると、愛着も湧くもんで...

ズキズキ痛み出す日は、なんかわがまま言うてるなぁ~

痛み止め飲むから、大人しくしてて。みたいな

 

これが誰にも言えてない秘密を抱えてるって事と...

痛み出すと、結構な激痛で冷汗が出る...

来年の誕生日は来ないのかな?って言う不安と...

漠然とした死ぬって事への理解...

 

抱えきれなくなる。

 

一番のストレスになっている現状の生活空間を

一掃したいと思った。

新しい生活が始まれば、また新しく何かが始まるのかと期待して...

 

一番先に考えた「離婚」

巻き込みたくないな...

夫は自分の家族をずっと看取って、送ってきた人だから…

私が最後は送ってあげるって決めてたけど

まさか...私が先か...

 

夫が初めて私に言った、かわいいわがまま

...髪...長く伸ばして欲しい。

そうだね。いつも私は金髪に近い長い髪だったもんね

どこまで伸びるか分からないけど...

伸ばし続けるね。

 

...そんな約束も...

治療が始まってしまえば、抜け落ちてしまう。

そんな姿、見せたくない。

...なら、このままの姿で召されたい。

 

私はわがままだと...みんな怒るのだろうな。

 

それでも夫の笑顔や

陽だまりみたいな暖かい生活の中で...

もうしばらく、ほんのしばらくだけでいいから許してくれ

...誰だかわからないものに懇願していた

 

急速に体重が落ちる

こりゃもう、覚悟するか…

 

思った矢先の喘息発作

当然、聴診器を当てた医師が顔をしかめる

 

すぐにエコーの準備して‼️

 

...あ~あ...見つかっちゃった…

 

結果は…乳腺腫瘍...つまり良性の腫瘍

あいつじゃなかった...

しばらくベッドの上で放心して、ちょっと可笑しくなって笑ってた

 

...私...死ぬって、怖かったんや...

涙が溢れ出て...看護師さんに「怖かったね」って言われて始めて気がついた

 

良性と言えど、油断はできないのが

人の身体の未知のところ

 

【どうしますか?摘出しますか?...ただ...】

 

胸筋の一部とリンパ節に癒着してる可能性があるので…

完全に切除するとなると、かなり大きく取らないといけなくて

言いにくいのですが、右腕と右の指先が元のように動かなくなるかも知れません

このまま温存する方法もありますが、心臓に負担がかかってきてるので

激しい運動や、ストレスがかかる環境ではかなり日常生活に支障が出ます

 

 

あ~そっか

また右手動かんくなるんやな…

利き手が動かないって、どんな感覚やったっけ

もう10年以上前やから...ちょっと忘れたな

 

「帰って家族に相談します」

 

...そっからまた悩む...

まぁ良性やったし、これまで通り何も知らせずに

不安にさせるような事を言う必要もないかな。

 

...ん?違うな…

もし一緒にいる時に激痛で救急車呼ぶ時に、知らない方が不安なのか

どう言うたら不安にならずに、的確に伝えられるんやろ

 

医者からの診断結果から3ヶ月

次の血液検査の日が近づいてきた頃

 

なぁ~ちょっと話聞いてくれる?

テレビを見ていた夫が、身体を起こしてこちらを向き直る

うん?って目で...話し始めを待ってる

 

ちょっと手貸して

...私の右胸を触らせる...

夫の顔が一瞬にして険しく、驚いたように私を見る

 

...わかる?

 

...うん...

声をなくし、唖然とする夫

 

そっから話し出す。

割と長かった5年間と...今後...

 

もうガチガチに仕事出来んのやわ…ごめん...

いや、もうわかった。

 

この子が暴れだしたり、悪性化するまで...仲良くしようと思うねん

...それでいいと思うなら、そうすればいい。ちゃんと病院だけ検査だけやってくれれば

 

夫らしい。

私の意見を最優先する答え。

 

今...右手を奪われたら…

また10年前の苦しいリハビリを思い出して...

もう無理かな…とも思う

 

そもそも神経の傷を修復するために、10年かかった

今度は完全切除なので...修復はない

 

まずはじめに息子に話す

さすが医療従事者だけある。的確な答えと、万一の場合まで想定して...

とにかくどんな状態でもいい!生きてくれ!と...

 

娘に話す。

泣き出しそうな顔をしながら、いちばん辛いのはお母さんやんな。と...

 

...きみたちが家族で本当によかったよ…

 

 

そしてまた朝が来る。

薬の量がちょっと増えたり、副作用で身体がだるかったりするけど

毎日お気楽に暮らしてる...

 

夫も子供たちも...生活になんのかわりもない。

よかった。それだけが気がかりでならなかった。

 

ただ...

夫だけは...気の合う仲間たちと一緒に...

好きな音を紡ぐのが、忙しくなってきたみたいで

覚えられへん‼️とか笑顔で言いながら...

ちょっと嬉しそうwww

 

それをそばで見ている私は...

最高に幸せなのである。