セキュリティ・クリアランス制度、成立。 | 試験に出ない〇〇

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基本的に遅報です。

高市大臣肝煎りの
セキュリティクリアランス関連法が
ようやく可決、成立しました。

経済安保分野の「セキュリティー・クリアランス制度」創設法、参院で可決し成立
-読売新聞オンライン 2024/05/10-

ハッキリ言って、あまりに遅い。
LGBT理解増進法と同じ時期に

議論がスタートしたのに

何でこんなに遅いんでしょう。
この制度がない事で
どれだけ後手に回ったのかを考えると
余りに大きな国益の損失と私は見ています。

まず、ファイブ・アイズに入れなかった。
そして今法整備が整いましたよ、だから
入れてくださいって言っても
入れてくれないと私は思っています。

そもそもファイブ・アイズは
UKUSA協定の英米が中心となって
そこに英語圏のカナダ、オーストラリア、
そしてニュージーランドが加わって
英語圏を中心とした情報の監視網で
英語が母国語ではない日本は
参加が難しかった。
更にセキュリティがザルって事で
参加は見送りされちゃったんだけど
今から、法整備を整えたんで加えて下さい
って言われても、その法整備が
十分機能するのかを"監視"されて
大丈夫だ、となるまで加わる事は
できないのではないかと思います。

法案が成立した時の報道でも
あーだこーだ言っていますが
既に農業分野でいえば、
新品種のブドウの苗木をパクられて
とんでもない被害が出ています。
なのにこういう部分はマスコミは
目を瞑って報道しちゃうんですよね。
そして岸田政権では
さらなる外国人労働者を受け入れを
模索しているようです。

相手も手練れですから、あの手この手で
法の抜け穴を突いてくるので
こまめに法律の修正を
していかなきゃならないんでしょうけど
今の自民党にそれができるかと問われると
正直、不安でなりませんが
まずは法整備が整った事で
全く何もなかったよりはマシになった
という感じでしょうか。