F1のコスト削減は
FIAこと国際自動車連盟が、世界モータースポーツ評議会での内容を発表
しました。F1で2010年から導入予定だった統一エンジンは見送りです!
各メーカーの反対もあったので規定路線という気もしますが(・・。)ゞ
しかし、これまでと違って本当にコスト削減を考えているんですねぇ。
[2009年]
エンジン
・エンジンライフは倍に延長。1シーズン・1ドライバーあたり最高8基、その他に
テスト用に1チームあたり4基が使用できる(つまり1チームあたり20基)。
・回転数は18,000rpmに制限。
・内部の再開発は禁止。トランペットとインジェクターの調整のみ。
・11月5日に票決された3レース使用ルールは有効。
・インディペンデントチームのエンジンコストは2008年の約半額に。
・2009年のルノーエンジンに関し提案された変更項目に関し、満場一致で同意。
他のエンジンはすべて変更は認められない。比較テストは必要とされない。
テスト
・レースウイークエンドに設定されたプラクティス以外のシーズン中のテストは
禁止。
空力リサーチ
・2009年1月1日以降は60パーセントスケール、50m/秒以上の風洞は使用でき
ない。
・風洞によるリサーチとCFDリサーチの比率がチーム間で合意に達した場合、
FIAに提案される。
ファクトリー活動
・地元の法律に従い、ファクトリーは年間6週間は閉鎖する。
レースウイークエンド
・スポッターの必要をなくすためタイヤや燃料の情報の共有するなど、多数の
方法により、マンパワーを削減。
スポーツのスペクタクル
・予選の変更、ドライバーへのポイント制に代わるメダル制の提案など、多数の
新しいアイデアに対する一般の反応を見るために、マーケットリサーチを実施
する。マーケットリサーチの結果が出た後、提案がFIAに提出される。
注:2009年に向けたこれらの変更は、マニュファクチャラーチームの予算を今年
より約30パーセント削減し、インディペンデントチームの場合は削減率はさらに
大きくなると推計される。
[2010年]
パワートレイン
・インディペンデントチームは、エンジンを1シーズン1チームあたり500万ユーロ
未満で使用できる。エンジンは独立サプライヤーのものか、マニュファクチャラー
チームが継続を保証した上で供給する。独立サプライヤーの場合、2008年12月
20日までに契約を締結する。
・同じエンジンが2011年と2012年にも引き続き使用される(したがって2011年に
ニューエンジンは投入されない)。
・全チームで同じトランスミッションを使用する案の実行可能性を確認。
シャシー
・シャシーの全要素のリストが用意され、各要素に関しパフォーマンスを差別化
する要因としての役割(競争の要素)を継続させるか否かの決断を下す。
・引き続きパフォーマンスの差別化要因とするエレメントについてはシーズンに
向け承認を受ける。
・一部エレメントは引き続きパフォーマンスの差別化要因となるものの、安価な
材料を使用すること。
・パフォーマンスの差別化要因とはされないエレメントについては規定が定めら
れ、可能な限り最も安価に取得あるいは製造される。
レースウイークエンド
・無線とテレメトリーシステムの標準化。
・タイヤウォーマーの禁止。
・タイヤのメカニカルパージングの禁止。
・再給油の禁止。
・レース距離あるいは期間の短縮を検討(マーケットリサーチの後提案)
ファクトリー活動
・空力リサーチのさらなる削減。
・タイヤ・フォースリグ(バーティカル・フォースリグ以外)の禁止。
・設備のさらなる削減の提案を目指し、ファクトリー設備を完全分析。
長期計画
FIAとFOTAは、エネルギー効率(低エネルギーでの稼動を実現)に基づき、
2013年に完全に新しいパワートレインの導入を検討する。そのパワートレインの
研究開発が一般車におけるエネルギー効率に真に貢献するよう規則を定める。
運動エネルギー回生システム(KERS)は今後エネルギー効率の優れたパワー
トレインにおける重要な要素となるものとみられる。短期的には、KERSは2009年
のレギュレーションに含まれるものの強制ではない。2010年には、FOTAは標準
KERSシステムの提案を検討する。FIAは提案を待つ。
2009年および2010年のスポーティング及びテクニカルレギュレーションにおいて
さらなる修正が採用された。詳細は近日中にwww.fia.com にて公表する。
こんなに変更されるんですよ!
でも、気になったのが風洞。
ホンダご自慢の風洞って使えなくなるんですね。
チーム売却のウリの1つなのに...