琢磨、希望が見えてきた? | おろ?’s GARAGE

琢磨、希望が見えてきた?

合同テストの後、佐藤琢磨の話題がありませんでしたが、シンガポール

GPの会場で、トロロッソのトスト代表が来季獲得の可能性を語ったそう

です。

「ベッテルの代わりとなるドライバーを探している我々にとって、ヘレスの

佐藤琢磨は非常に素晴らしい仕事をしてくれたと言わざるを得ない。F1

から5カ月ものブランクがあったにもかかわらず、すぐにF1のスピードに

慣れ、素晴らしいラップ・タイムを刻んでくれた。」

「彼は経験者として、我々が期待した通りに貴重な技術的情報をフィード

バックしてくれたうえ、初めてのチームでも非常に素早くなじんでくれた。

もし彼がチームに加われば非常にうまくやっていけると確信している。」と、

まるで獲得が決まったかのようなコメントをしたそうです。

これにはもちろん、ベッテルとの差を縮められない、ブルデーのパフォー

マンス不足と、有望株と期待されていたブエミの実力不足が。
チーム関係者によると、エンジニアが下したブエミの評価は最悪。

先日のテストでは好タイムをコンスタントに出せず、琢磨が見せたような

有意義なフィードバックも皆無。チーム内には「もう1年、GP2で修業して

もらった方がいい」との声が多いそうです。

そんな評価も意識してか、トスト代表は「琢磨とブルデーで来年はレース

することだってあるかもしれない」と力説。若手とベテランを組み合わせる

構想すら白紙撤回もあるかも。

「もちろん、我々はレッドブルの意向もくみ入れなければならない。そして

琢磨の存在は日本でのレッドブルの売上に大きく貢献することは明らかだ。」

トスト代表の発言はレッドブルのマテシッツ・オーナーの思惑そのもので、

この点でも琢磨の加入に追い風。ドライバーとしての実力に加え、“広告塔”

としてのセールスポイントも併せ持っています。

一方で来季ラインアップの最終決断は「早くても今季終了後、もしかしたら

11月下旬にまで持ち越されるかもしれない」とも語っています。

トロロッソの来季ラインアップは、他チームの動向も絡んで複雑に。

シーズン終了2週間後のバルセロナ合同テストでは、故アイルトン・セナ氏

の甥で、GP2ドライバーのブルーノ・セナをオーディション。

しかしベルガー共同オーナーは、BMWのニック獲得をあきらめていない。

そのBMWはフェルナンドを獲得してニック放出というプランもありましたが、

ルノー復帰後初勝利を挙げたフェルナンドは、残留を示唆しています。

ウィリアムズのニコ獲得交渉にも失敗したBMWは来季もニックを起用する

ことになりそうで、ベルガーのプランは泡となる?

また、レッドブルの若手育成プログラムを指揮するマルコ氏は、ブエミ起用を

マテシッツ共同オーナーに猛プッシュ。

現時点でのライバルはブルデー、ブエミ、セナの3人。チーム内の権力闘争

も琢磨の運命を左右しそう。


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