平成八年年三月スタミナが不足でノラになれぬ妻くじら幕今日はあなたの一人負けほほほのほ 米も戦国時代だな古帽子逃した鳩が戻らない背比べの柱の疵に恩がある無位無冠刺しちがえなら損はなし考えて怒れと無理なことを言うわけありのネクタイに首締められる一病の妻にひと足早い梅雨水の嵩河が殺意を持ちはじめ (川柳りーふ171号掲載)