平成五年一月一本の縄と答えが横たわり目ざましが僕を見守る明日の位置疲れたな骨をはずして横になる少年がまぶしい喉をのぞかせる苦しまず死ねる薬を売らないか標本にされて蝮は死にきれず白旗に包むと首に見えてくる錯覚と一瞬思う左利き真円が描けぬ人間らしい指骨壺に化けたら誰が泣くだろう (川柳りーふ154号掲載)