LOVE&CATCH/木原音瀬　ill.彩景でりこ

木原音瀬さんの同人誌作品が商業本になってます。

元々は、木原さん、名倉和希さん、杉原理生さんの
ハゲオヤジ受合同同人誌「oyaji renaissance」１～３で
書かれていたお話だそうです。

それが未完だったため、
木原さんが個人誌で完結まで書かれ、
それを元に改稿＋書き下ろしで商業化されてます。

個人誌の「LOVE&CATCH 1+2+3」と
「LOVE&CATCH FINAL」は、
その昔に買ったものの未読のまま、
我が家の腐海のどこかに沈んでいるので、
この本で初読みです。

48歳という年齢は私のツボですが、
さすがにハゲ＋パンチパーマのカツラは初めて！
しかも、中身は乙女オヤジというギャップもあり、
かなりのインパクトでした！

でも、面白かった！

木原さん特有の痛さはなくコミカルな描写も多いので
読み易くはあるのですが、
攻めの心情に関しては
かなり苦々しい気分にもなります。
そのあたりはやはり木原節だなと。

上手く説明することが難しく、
「とりあえず読んでみて」と言いたいところですが、
賛否がわかれるお話ではあるので、それも言えず…。

ガチのコノハラーなら大丈夫だと思われる…
としか言えません(笑)

なお、初回限定でSSペーパー付いてます♪

LOVE&CATCH　著者：木原音瀬　イラスト：彩景でりこ
ホリーノベルズ　ＢＬ小説　2016年7月
★★★★

LOVE&CATCH (Holly NOVELS)/蒼竜社: ￥929; Amazon.co.jp

◆あらすじ（裏表紙）
渋谷守が就職した先は、堀内社長を含めて従業員4人というペット専門の小さな葬祭会社。
従業員同士の仲もよく、居心地のいい職場にはひとつだけヒミツがあった。
それは、社長の頭のパンチパーマはカツラで、実はハゲているということ。
違和感満載のパンチがカツラだと気づかれないわけはないのに、社長は誰にも知られていないと思いこんでいた。
知られたら寝込んでしまうくらい繊細な社長を気遣い、周囲は細心の注意を払って接していたが、偶然ハゲを見てしまった渋谷は、従業員で唯一カツラだと知っている（けれど誰にも言わない）ことから社長に慕われるようになって!?
ふんわり切なく優しい恋のストーリー　◆

以下の感想は読メからコピペしたものに一部加筆修正しています。

48歳ハゲ＆ヅラ受。

これを書いた木原さんもスゴイが
商業本化したホリーノベルズもスゴイ。
読んでみようと手にした読者（私も含めてw）もある意味スゴイかも？

コミカルタッチなので何度も吹き出しながら読んでたが、
冷静に考えると攻の渋谷が結構酷い。

成り行きで恋人になったものの
一向に恋愛感情が湧かないまま
優柔不断な態度で、
純情乙女オヤジ・堀内を翻弄し続けてんだもの。

その渋谷がなぜ堀内に堕ちたのか疑問だったが、
書き下ろし「その後のLOVE&CATCH」の堀内の分析に納得。
実はハゲ専のヘンタイだったからなんだろうな(笑)

なんにしても、幸せな着地でなにより♪

ペーパーは次男の智也視点。オチに吹いた！

（読了日2016/7/23）

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