先月、何かの記事で
「2月は1桁を目指す」とか書いてたような気がするんですが…。
(もしかすると、読メで呟いたのかも?)

目指してません!

けっして、目指してなどいなかったのですが。

読メ始めて以来初の1桁となってしまいました( ̄_ ̄|||)

仕事のハードさもさることながら
プライベートで大きな事が起きてしまい、
本を読もうという気持ちさえ
どこかに吹っ飛んでしまっています。

はい。
現在進行形です。

なので、おそらく3月も同じような結果になるのかも。

ゆっくりと読書をしたいと思っても
それが叶わない状況なのだから仕方ないですもんね。

それはさておき、
読んだ本についても少し書いておきます。
ご覧になればわかりますが、
読了本6冊の内訳はBL3冊、一般小説3冊でした。

BL本3冊ってひどい…www
でも、一般小説の3冊(作品としては2作)も
男同士の恋愛についても描かれていますので、
大丈夫です!←何が?

2016年2月の読書メーター
読んだ本の数:6冊
読んだページ数:2743ページ
ナイス数:872ナイス


黒い竜は二度誓う (白泉社花丸文庫BLACK) 黒い竜は二度誓う (白泉社花丸文庫BLACK)感想
積読崩し。英田さん初のファンタジーとのこと。読みやすくて楽しめた。無骨な攻・ジェイドの朴念仁ならではの一途っぷりが可愛かった!敵国の人質として男妾の立場に貶められていても崩れることのない、受・ラシュリの凛とした強さも魅力!母国の為、従者の命の為、そして、愛する者を救う為、命を賭して立ち向かうハラハラな展開を乗り越え、ホッと息をついた瞬間に繰り出された「ケェーッじゃ、わからん」にブハッと笑かされたw以降、ラストまで散りばめられるコミカルな描写がこのカプへの愛着を感じさせてくれる要素に。(コメ欄に続く)
読了日:2月21日 著者:英田サキ
LOOP (アイス文庫) LOOP (アイス文庫)感想
相手の心を全く無視して一方的に押し付けていく想い。一途と言うには度を越したそれを愛と呼べるのかどうか。幼い頃から、自分の中に存在する宮澤という前世の人格と共に生きてきた洲脇と、宮澤の想い人・文の生まれ変わりである英一の輪廻転生の物語。前世と同じ展開を繰り返すかに見えて微妙に変化していく二人の物語の行方に引き込まれた。宮澤が消える瞬間と洲脇の喪失感に心を揺すられたりもして。後日談から続くスピンオフ「F」。明確な解答のないラストが余韻を残す。木原さんの古い作品ながら濃厚な木原節に唸らされての再読だった。
読了日:2月20日 著者:木原音瀬
聖なる黒夜〈下〉 (角川文庫) 聖なる黒夜〈下〉 (角川文庫)感想
今年も読了。練と麻生に魅了されてやまない私だが、韮崎と練の関係性にもとても心惹かれる。極道モノスキーな腐本読みの私は、冷酷残忍ドSなヤクザ大幹部・韮崎の練への歪んだ執着が狂おしいほどの愛だと感じるから。また、セクシャリティの複雑さゆえに拗れてしまった及川と麻生の過去も切ない。人と人が愛し合うことの難しさを感じさせられる。そして、韮崎に伝えられなかった練の想い、麻生を止めようとする練の声、麻生に投げかけられた練の問いに、涙…。今回の再読で練の刺青の意味がなんとなくわかったような気がした。(気がしただけww)
読了日:2月18日 著者:柴田よしき
聖なる黒夜〈上〉 (角川文庫) 聖なる黒夜〈上〉 (角川文庫)感想
今年もバレンタインに再読。何度も再読してるので展開も犯人も結末もわかっているけれど、読む度にどっぷり嵌りこむ。重い事件の展開もさることながら、練、麻生、韮崎、及川という4人の男たちの紡ぎ出す関係性と絡み合う愛憎に引き込まれてやまない。再読する度、同じところで涙ぐんでしまう私は今回も同様だった。そして、巻末に収録されている短編も読む度に切なくて……。
読了日:2月14日 著者:柴田よしき
恋愛時間 (アイス文庫) 恋愛時間 (アイス文庫)感想
男が男に恋をする――それが多感な少年期などではなく、アラサーのリーマン同士でどちらもヘテロとなると、想う方も想われる方も戸惑い、逡巡、葛藤が渦巻くわけで。しかも同じ部署の先輩後輩となれば尚更に。常識を知る一般的な男性同士ならではのもだもだを楽しませてもらった。続く「恋人時間」では当て馬的な同期と女子が、「兄の恋人」では家族が波風を立てているけれど、ラストの「海岸線」で優しく着地。穏やかな読み心地の作品だった。長めのあとがきも嬉しい。執筆中にキャラを演じている木原さんを想像して楽しくなった♪
読了日:2月13日 著者:木原音瀬
李歐 (講談社文庫) 李歐 (講談社文庫)感想
心が薄い膜に覆われているような印象の主人公・一彰。そうなるのも無理はないと思える幼少時代が痛々しい。その過去が一彰をきな臭い国際的な裏事情に巻き込んでいく中、関わった人物たちが彼の心に一つ、また一つと色を落としていくような展開に引き込まれた。そして、李歐が一彰の心に刻んだものは強く、深く、ある意味ファンタジックでもあり。「君は大陸の覇者になれ。ぼくは君についていく夢を見るから」という一彰の心と同化しそうな勢いで読んでた私は、二人が迎えたラストに心が震えた。私にとってこの作品は、切なくも壮大な恋物語です!
読了日:2月11日 著者:高村薫

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