天女の眠る庭/鳩村衣杏 ill.朝南かつみ

朝南かつみさん挿絵作品積読崩しの23冊目です。

前回の積読崩しから2カ月以上経ってしまいました。
積読数は1桁までいってるのに
そこからがなかなか減らせません。
なんとか今年中にクリアしたいのですが、
できるかな？無理かな？
今のペースではビミョー……

さて、この本は、雑誌シャレードの2005年1月号と7月号に
掲載された作品が2008年リンクスロマンスからノベルズ化されたものです。

あとがきによりますと、
キャラ設定や展開にもかなり手を入れられたそうです。
「天女の衣の盗み方」と「天女の眠る庭」の
2話構成となっているお話のタイトルも
雑誌掲載時とは逆になっているとのことです。

天女の眠る庭　著者：鳩村衣杏　イラスト：朝南かつみ
リンクスロマンス　ＢＬ小説　2008年1月
★★★

天女の眠る庭 (リンクスロマンス)/幻冬舎コミックス

￥923

Amazon.co.jp

◆あらすじ（裏表紙）
硬質な美貌の医師・天宮嶺一郎は、画家を志していた恋人を亡くしてから、心を閉ざして生きていた。
そんな嶺一郎に精悍な風貌の日本画家・陣ノ内閑がモデルを依頼してくる。
繊細な絵からは想像できないほど傲慢な陣ノ内。
強引な抱擁と共に口説かれた嶺一郎は、男の包容力と強さを見せつけられ心を乱される。
だが恋人の死の原因が自分にあったのではないかという疑念に苛まれていた嶺一郎は、陣ノ内に惹かれる己の想いに苦しみ、彼を拒絶してしまい……。◆

感想は読メからコピペしたものです。

朝南さん挿絵作品23冊目。

攻がハーフの日本画家というカプ（受は医師）なので
芸術に関する描写もたっぷり。

天女が物語に美しい色合いを添え、
静かだけれど冷めることのない熱を
感じさせるラブストーリーだった。

でも、大切なキーとなる嶺一郎と飯島のエピソードに
少々引っ掛かりを覚えてしまったために
嶺一郎の心の傷に深くは共鳴できず、
結果、物語に今一歩入り込めなかった。

朝南さんの表紙絵と口絵が
物語を幻想的に表現していてとても素敵。
挿絵も朝南さんならではの繊細な表情描写に見入った。
嶺一郎が閑を膝枕しての花見シーンにはうっとり♪

（読了日2015/6/14）

≪朝南かつみ挿絵作品INDEXへ 　（ナギ読了本のみのINDEX）
≪朝南かつみ挿絵作品リストへ 　（全ての作品のリスト）

≪ア行～ナ行の作家作品INDEXへ
≪ハ行～ワ行の作家作品INDEXへ

↓クリックよろしくお願いします♪壁||ｮ*´ェ｀)　

にほんブログ村