この本、新刊発売をメモる時に見落としてたようで、
読メの読友さんの感想読んで知り、
慌てて買いに行ったんです。

中原作品は作家買いしてるというのに
なぜ見落としたんだか、自分でもわかりませんwww

コメディではなくシリアスな物語で面白かったです!

作中で手羽先だのラーメンだの焼肉だのと
攻めが味覚障害の受けに旨いもんを喰わせようと
あちこち連れ回すので
読んでるとおなかがすいてきますよ~(笑)

そして攻めの喰いっぷりが肉食獣でせくしー(*´Д`*)hshs

ブラックジャックの罠 著者:中原一也 イラスト:小山田あみ
キャラ文庫 BL小説 2013年8月
★★★★
ブラックジャックの罠 (キャラ文庫)/徳間書店
¥620
Amazon.co.jp


◆あらすじ(裏表紙)
表の顔は巨大カジノの凄腕ディーラー、けれどその正体は、敵の懐に潜り込む潜入捜査官――。 長年の間、本当の自分を捨て任務に励んでいた警視庁刑事の西沖。その重圧から味覚障害を患っていた西沖だが、そこに現れたのが、カジノでの不審な自殺事件の捜査に来た所轄刑事の鵜飼だ。狩猟者のような天性の嗅覚をもつ男は、西沖が秘密を握ると直感!! 西沖に付き纏い、正体を探ろうとするが…!? ◆


感想は読メからコピペしたものに少々加筆修正しています。

カジノ特区という時代先取り的な舞台と
身の危険と背中合わせの潜入捜査官という
スリリングな設定の刑事モノで面白かった!

中原さんのこういうハードでシリアスな話も大好き♪

受の西沖が好色ヒヒジジイに身体を差し出す展開が
救いなく描写されてるのも中原さんらしくて満足。

ただ、BL成分が濃厚でなくても楽しめるお話だったので、
攻めの鵜飼との上書きHは個人的にはなくてもよかったかな。

この時点での二人の関係性を考えると少々唐突でもあるし、
二人ともノンケであることを考えると
『BLのセオリーに従って盛り込んだ』的に感じてしまったから。

それと、
これは不満という程ではないのですが、
できれば事件にまつわる部分を
もう少しじっくり読みたかった感もあります。

BLは男二人の恋愛をどーんと盛り込まなくてはならないから
ページ配分としてしょうがないとはわかってるんですけども。

あと、食べる行為はエロいに同感な私なので
食べるシーンの野生のフェロモン描写に萌えました~(笑)

あみさんの絵も男臭いかっこよさで素敵だったー!
この二人を本当にイメージ通りに表現されてるなぁとムフムフ♪

ただ、263ページの絵は
合体してるにしては
孔と棒の位置がちょっとズレてるように見えて
気になった(そんなところを気にするな!)

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