ひのもとうみさんデビュー作とその続編。
辛口なので2冊まとめて記事にしてます。

わたくし、同じところを何度も何度もぐるぐるする心情描写や
展開のさせ方をする作品が苦手なのです。
小説でも漫画でも同様に。

「丁寧」と「しつこい」は、
読み手によってその境界線が違い、
どちらに転ぶかは紙一重だと思いますが、
ここではあくまでも私基準の境界線となります。

で、この作品、私には合いませんでした。
書き下ろしで堂々巡りがくどく感じてきて
途中で投げ出しそうになったりして。

なので激辛感想となってます。
お嫌な方は読まれませんようお願いします。

遠くにいる人 著者:ひのもとうみ イラスト:松尾マアタ
ショコラ文庫 BL小説 2011年4月

遠くにいる人 (ショコラ文庫)/心交社
¥690
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◆あらすじ
家具工場に勤める佐倉治樹は、本社から移動してきた小田島達朗に恋をした。彼の素行の悪さを知る治樹の幼馴染は、小田島だけは止めておけと何度も言うが、地味な治樹にとって華やかな小田島は憧れずにはいられない存在だった。そして小田島はなぜか事あるごとに治樹をかまい、特別な優しさを向けてくる。期待してはいけないと思いつつ、治樹はその幸せを受け入れはじめるのだが…。 ◆


感想は読メからコピペしたものです。

フェアで続編を買ったのでそれを読むために購入。
ひのもとさん初読み。

激辛御免!

私は攻ではなく受がダメだった。
攻の小田島の傲慢さや自分本位な考え方は
ありがちだし私の許容範囲内だったけど
受・治樹の思考と行動があまり女々しくて、
男である必要性を感じなかった。

これは男女の恋愛話じゃないのかと思ってしまう程。

そして書き下ろしで
心情描写と展開がぐるぐると堂々巡りをしていて苛々が募る。

小田島も治樹もなぜ
自分の気持ちを相手に伝えようとせず
勝手に感情をこじらせてるのか。

終盤は読むことも面倒になってきてななめ読みで読了。

続編読む気が萎えてますが、どーしよう…。

以上が下書き保存してあった感想ですwww
翌日、続編も読みました。
新刊で買ってるから読まないともったいないというのが大きくて(笑)

ただ、また辛口だったので前作の記事に追記します。

隣りにいる人 著者:ひのもとうみ イラスト:松尾マアタ
ショコラ文庫 BL小説 2013年3月


隣りにいる人 (ショコラ文庫)/心交社
¥670
Amazon.co.jp


◆あらすじ(裏表紙)
数多の恋愛を経て、小田島達朗が佐倉治樹と付き合い始めて1年。小田島の仕切る家具工場で働く、地味で控えめな恋人を小田島は愛していた。 そんなある日、本社の叔父に騙され取引先の娘と無理やり見合いをさせられてしまう。勘違いし傷ついた治樹の誤解をどうにか解いたものの、治樹は妙に小田島に遠慮するようになってしまい…。 「遠くにいる人」シリーズ第二弾。治樹の幼馴染・三津のサイドストーリーも収録。 ◆


感想は読メからコピペしたものです。

またしても辛口御免。
前作ほど苛々はなかったけど今度は少々退屈だった。
お仕事場面とか必要だったのかな?
読んでて変に気が散ってしまった。

そして治樹のネガ思考は相変わらず、
愛する人の未来のためなら私が身を引きます
ってどこの悲劇のヒロインだよ。
小田島が人間性が変わるほど治樹に惚れる理由が
さっぱりわからない。

あと、びっくりが三津!
個人的に総ホモは好物だけど
これはちょっとビミョーな心境に。
まぁ、それによってこれまでの過剰な言動に
納得はいったけども。
でもなぁ…。うーん。

私、ひのもとさんとはツボがかなりズレてるようだ。

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