タイトルがもう!
(((*≧艸≦)ププッ

中身もタイトルを裏切らず、でした( *´艸`)ムプ

あとがきによりますと、プロットを立てたのは
シリアスモノを立て続けに書いてらした時だそうで、
その反動でアホエロが書きたくなったとか。

きっとアホネタの神様が降臨なさったのですね。
見事な色物トンキワアホネタ本でした。

中原さんはアラブモノだと主張してらっしゃいますが
一般的なアラブモノBLを期待して読んではなりませぬ。

攻はエロオヤジですから!
下ネタギャグバリバリですから!
受はぼややんな昼行灯ですから!

いやぁもう「面白かった!」の一言に尽きる!
お気に入りですよーヾ(=^▽^=)ノ

中原さんが楽しんで書いたのが伝わってきます。
こういう自由さはシャレード文庫だからこそではないかと(笑)
いろんなタイプの話をどんどん世に送り出してるレーベルですもんね。

立石涼さんのイラストがまたカッコよくて美しくて!

私、立石さんのカラーの塗りがとても好み!
筋肉や骨格の表現が厚塗りならではの立体感になってて
マジマジと見入って堪能。
服のしわの陰影のつけ方も勉強になるー!
(ってイラストはもう描いてませんがwww)

淫猥なランプ 著者:中原一也 イラスト:立石涼
シャレード文庫 BL小説 2013年7月
★★★★
淫猥なランプ (二見書房 シャレード文庫)/二見書房
¥690
Amazon.co.jp


◆あらすじ(裏表紙)
平凡なサラリーマンの猪瀬匡は、怪しい占い師から無理やりランプを売りつけられる。 家に帰って半信半疑で擦ってみると、野生美溢れるランプの精・キファーフが出現。 なんと匡が擦ったのは股間だったらしく、千年ぶりに火がついた男に組み敷かれ、あれよあれよと言う間にお初を美味しくいただかれてしまうのだが…。 せくはら魔人のランプの精×昼行灯リーマンの千夜一夜ラブ! ◆
 (あく金対策でひらがな表記あり)

感想は読メからコピペしたものに少々加筆修正しています。

突き抜けたアホエロ本で面白かったー!

ぼんやりリーマンの匡がランプを擦ったら
なんとアラブ系エロオヤジが出てきた!

ワイルドな牡のフェロモンダダ漏れで
下品な下ネタ連発のエロオヤジっぷりが大変美味♪

キファーフのアレの比喩がバラエティ豊かで何度も吹いた!
(ズッキーニ見たら思い出しそうw)
ちなみに比喩してるところに付箋貼ってたら
全部で10種類もありました。(貼り忘れもあるかもだけど 笑)
マジでバラエティ豊かな表現力www

しかもキファーフ、毎回ボッキさせて出てくるってのがもうっ!
これには理由がありますがそれは本を読んでのお楽しみw

ランプの精の出し入れ(Hの意味じゃないよw)は
匡の都合でできるってのがイイ!

やる気満々なのに
無情にもランプにしまわれてしまうキファーフの叫びにも
何度も笑った!
∵ゞ(´ε`●) ブハッ!!

ところで。ランプの股間でどこなんだろうね~?笑

そして、ギャグだけではありませんヨ!

伏線から真相の予想は付くものの
後半はスリリングな展開や切ない恋情の描写もあり、
物語も楽しませてくれます。

キファーフを慕うランプの精の幼生・サラマも可愛くて和んだ~♪
ランプの精は脱皮して成長していくんだってよ!
(((*≧艸≦)ププッ

付いてたペーパーはそんな3人の日常のとある1コマでした。

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