幽霊モノです。
ファンタジーです。
そして、純愛。
泣けたー!
読み終えたらティッシュの山(笑)
凪良さんの言葉選びや使い方、好きです。
心に響く言葉がいくつもいくつも出てきます。
印象的だったのが「シトロンノマカロン」
何度も繰り返されて、まさしく初恋の呪文。
『まばたきを三回』というタイトル、
読んでる間はぴんと来なくて、
何故このタイトルなんだろうとずっと思ってましたが。
ラストで胸に染み渡ってくる。
それはこのお話を読み終えたからこそ伝わるもの。
まばたきを三回 著者:凪良ゆう イラスト:円陣闇丸
ショコラ文庫 BL小説 2012年5月
★★★★
◆あらすじ(裏表紙)
幼馴染で恋人の四ノ宮令が事故で亡くなって二年、斎藤一佳は山間の田舎町で一人静かに暮らしていた。 一日の終わりには令の住んでいた家に行き、その日の出来事を彼に語りかける。 孤独を紛らす一佳の習慣だった。 ある日、いつものように令の部屋にいた一佳は突然大きな揺れに襲われる。 そして次の瞬間、驚きに息を呑んだ。 目の前に令が立っていたのだ。 綺麗で意地っ張りなままの、幽霊となった令が――。 ◆
予想外な方向に二転三転していく展開は、
ファンタジー好きのナギもかなり揺さぶられました。
ハピエンを願って読むからこその不安もあったりで。
何を書いてもネタバレになってしまいそうなので感想を書くのが難しい。
なので、読メからのコピペに追記してます。
凪良さんは言葉をとても大切にされる作家だと実感した一冊でした。
もうボロ泣き!
でもそれは死にネタ故ではなく、
令と一佳の透明でピュアな愛情に対しての涙。
中盤の奇想天外な展開にまでクスッと笑いつつも涙がジワリ。
終盤にある予想外の演出には嗚咽を漏らしてしまったほど。
ファンタジーという不思議設定の中で、
二人の心情描写がブレる事のない軸となり
物語を引っ張っていくのもすごく良かった。
その後編 『夏より』
来る者と去る者の一瞬の邂逅に胸を打たれました。
「時間は残酷なほど優しい」の一文はとても重く、
何気ない日常を積み重ねていけることの幸せを噛みしめました。
あとがきによりますと、
この作品の執筆中に震災が起き、
読後に希望やあたたかいものが残るお話にしようと決められたそうです。
凪良さんの言葉どおり、
あたたかな空気に包まれるような読後感でした。
円陣さんのイラストもとてもいいのです~。
表紙も口絵も挿絵も透明感があって、
この作品の世界観そのもの。
一佳がカエルのおもちゃにキスしてる挿絵では、
絵を見ただけでも涙が滲みます。
不思議設定がお嫌いでない方なら是非読んで欲しいと思う一冊です。
番外編ペーパー 『under the rose』
小学校時代の二人のバレンタインネタ。
甘くて可愛いお話でした。
≪凪良ゆう作品INDEXへ
ファンタジーです。
そして、純愛。
泣けたー!
読み終えたらティッシュの山(笑)
凪良さんの言葉選びや使い方、好きです。
心に響く言葉がいくつもいくつも出てきます。
印象的だったのが「シトロンノマカロン」
何度も繰り返されて、まさしく初恋の呪文。
『まばたきを三回』というタイトル、
読んでる間はぴんと来なくて、
何故このタイトルなんだろうとずっと思ってましたが。
ラストで胸に染み渡ってくる。
それはこのお話を読み終えたからこそ伝わるもの。
まばたきを三回 著者:凪良ゆう イラスト:円陣闇丸
ショコラ文庫 BL小説 2012年5月
★★★★
- まばたきを三回 (ショコラ文庫)/凪良 ゆう
- ¥610
- Amazon.co.jp
◆あらすじ(裏表紙)
幼馴染で恋人の四ノ宮令が事故で亡くなって二年、斎藤一佳は山間の田舎町で一人静かに暮らしていた。 一日の終わりには令の住んでいた家に行き、その日の出来事を彼に語りかける。 孤独を紛らす一佳の習慣だった。 ある日、いつものように令の部屋にいた一佳は突然大きな揺れに襲われる。 そして次の瞬間、驚きに息を呑んだ。 目の前に令が立っていたのだ。 綺麗で意地っ張りなままの、幽霊となった令が――。 ◆
予想外な方向に二転三転していく展開は、
ファンタジー好きのナギもかなり揺さぶられました。
ハピエンを願って読むからこその不安もあったりで。
何を書いてもネタバレになってしまいそうなので感想を書くのが難しい。
なので、読メからのコピペに追記してます。
凪良さんは言葉をとても大切にされる作家だと実感した一冊でした。
もうボロ泣き!
でもそれは死にネタ故ではなく、
令と一佳の透明でピュアな愛情に対しての涙。
中盤の奇想天外な展開にまでクスッと笑いつつも涙がジワリ。
終盤にある予想外の演出には嗚咽を漏らしてしまったほど。
ファンタジーという不思議設定の中で、
二人の心情描写がブレる事のない軸となり
物語を引っ張っていくのもすごく良かった。
その後編 『夏より』
来る者と去る者の一瞬の邂逅に胸を打たれました。
「時間は残酷なほど優しい」の一文はとても重く、
何気ない日常を積み重ねていけることの幸せを噛みしめました。
あとがきによりますと、
この作品の執筆中に震災が起き、
読後に希望やあたたかいものが残るお話にしようと決められたそうです。
凪良さんの言葉どおり、
あたたかな空気に包まれるような読後感でした。
円陣さんのイラストもとてもいいのです~。
表紙も口絵も挿絵も透明感があって、
この作品の世界観そのもの。
一佳がカエルのおもちゃにキスしてる挿絵では、
絵を見ただけでも涙が滲みます。
不思議設定がお嫌いでない方なら是非読んで欲しいと思う一冊です。
番外編ペーパー 『under the rose』
小学校時代の二人のバレンタインネタ。
甘くて可愛いお話でした。
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