まだまだ続いてます。
ラヴァーズ文庫積読崩しw

初読みの水月真兎さんの作品を2作まとめて感想記録。
辛口もありますのでご注意を。

感想は読メからコピペ。

危険の報酬 著者:水月真兎 イラスト:竹中せい 2004年6月

危険の報酬 (竹書房ラヴァーズ文庫)/水月 真兎
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◆あらすじ(裏表紙)
シルバーグレーの髪に透きとおるような白い肌。 純白の美貌を持つエリートサラリーマン、神住はその類稀なる容姿にも拘らず、恋愛では惨敗記録を更新中だった。 そんな時二丁目で殺人事件の捜査をしていた刑事新堂と出会う。 それがきっかけで、神住は事件に巻き込まれることに……。 美貌の少年ばかりをつけ狙った犯人に、拉◇致され―――…。 ◆

辛口ご容赦!
視点がコロコロ変わるので物語に集中できず。
読み進めるにつれ、前半のエピソードの重要性が変化してしまったり、
降って湧いたかのように出てくる過去設定に違和感覚えたりと
素材の後付け感が強く、話自体がぐらぐらしてて読みにくい。

受け(ゲイ)が37歳と思えないというのに加えて、
年齢差、職業事情、セクシャリティの違いという
ハードルの高い二人があっという間に恋に堕ちてしまうのもちょいと疑問だった。

黄金の王子は闇に惑う 著者:水月真兎 イラスト:黒須晶 2006年6月
★★★
黄金の王子は闇に惑う (竹書房ラヴァーズ文庫)/水月 真兎
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◆あらすじ(裏表紙)
北欧の小さな国の第2王子ルリは、両親の亡き後、兄に疎まれ、幼い頃から修道院で育てられた。 20歳を迎え、王宮に戻ることが決まると、ルリはかねてからの願いであった母の故郷日本を訪れる。 しかし、温かい母の故郷で待っていたのは、王国からの裏切りだった。 身内から命を狙われ、遠い異国にひとりきり…。 追い詰められたルリの前にひとりの新聞記者が現れる。 記者というには鋭く剣呑な雰囲気を秘めるその男は敵か味方なのか――…。 ルリは危険な男に誘われるように差し出された手を取ってしまうが……。 ◆

王子モノ。
若き国王である兄に疎まれる弟王子・ルリが日本滞在中に、
おそらく兄の命で動いているのであろう大使に狙われる。

ルリを助け、匿うのがパパラッチの安西(トーゴ)。

『ローマの休日』が作中に出てきて
お話は『ローマの休日・BLバージョン』といったところ(笑)

ルリ・20歳、トーゴ・35歳という年の差カプのハラハラとドキドキな物語。

ただ、兄がルリを消したいほど憎んでいたとは
思えないような含みもあったのに、
最後まで真相が明らかになっていないのが少々残念だった。

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