椹野道流さんの『メス花シリーズ』第5弾。

シアトルにいる間は、二人の恋の進展が綴られていたので、
医者の仕事という要素は低かったのだけど、
この巻は二人が大学に戻ってからの話がメインなので、
医療モノらしいお話になってます。

白い巨塔ほど大掛かりではないけど、
外科の教授選という権力争いが題材になってます。
外科医である江南もそれに関わっていますが、
どんな状況でも江南はやっぱり江南だった!
一本気なところも彼らしさですよね!

その手に夢、この胸に光―右手にメス、左手に花束5―
著者:椹野道流 イラスト:唯月一
シャレード文庫 BL小説 2006年3月
★★★★
その手に夢、この胸に光―右手にメス、左手に花束5 (二見シャレード文庫)/椹野 道流
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何があったって、俺たちはいつだって一緒にいる。 そうだろ?
◆あらすじ(裏表紙)
シアトルでの留学生活に別れを告げ、日本に戻って元の職場に復帰した江南&篤臣。 お互い仕事が忙しく、江南にいたっては家に帰ることも稀で、一緒にすごせる時間が格段に少なくなっていた。 その上、江南の所属する消化器外科では教授選が始まり、大学内で様々な噂が飛び交う。 江南が支持しているのは、圧倒的不利と見られている小田講師。 小田が負ければ江南は医者としての未来を棒に振ることになる…。 一方、篤臣は偶然小田に会う機会があり、江南の将来のために自分を支持するのをやめるよう説得を頼まれる。 相棒の信念を応援する篤臣は逆に江南を後押ししてしまうが、事態は思わぬ方向へ……。 書き下ろしは、世津子の誘いで里帰りした篤臣と江南の夏祭り編♡ ◆

<私事: 実は、最近、文章を書くのがスランプに陥りかけているようです。
書きたいことがあるのだけれど、それを上手く言葉で表現できなくて。
読メの感想登録も毎回うんうん唸って時間ばかりかかってます。
なので、ここのレビュ記事は、
しばらく読メ感想のコピペになってしまうことが多いかと思います。
申し訳ありませんー(>_<) >

やっと日本に戻ってきた二人。
教授選という大学病院ならではの題材で進むお話の中、
信頼し合い支え合う二人の姿が良かった。

序盤で、篤臣がシアトルでの日々で成長したと言っているけれど、
まさしく人としてもカプとしても成長したんだなと実感できた。

心をしっかりと繋いだ二人の様子に読んでて嬉しくなる!
江南の篤臣ラブはますます加速だしw

書き下ろしは夏祭りのお話。
世津子が二人を認めてくれているのも嬉しい!

この巻で楢崎先生初登場♪
ちょっとイメージが違ったからすぐには気づけなかったけど。
でもそうと気づいてからはずっとニヨニヨv

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