ふゆの仁子さんの2003年リーフノベルズ刊の表題作に
ドラマCDブックレット版を加筆修正した「秘密」と、
書き下ろしの「将来へ続く道」が収録された新装版文庫です。

護衛組織「ガーディアン」に主人公が入りますが、
この制服がカッコイイ!
膝丈のフロックコートには肩章と金色のモールですよ!
腰のベルトには拳銃がっ!
軍服萌えな那義にはご馳走でございます( *´艸`)ムププ

あとがきにはふゆのさんの趣味の拘りとありますw
ふゆのさん自身も書いてらっしゃいますが、
実際これで戦ったら動きにくくてしょうがないですよね(*≧m≦*)ププッ
でも、いいんです!
二次元の世界ですもの!
これを着たキャラが華麗に闘うから萌えるんです!

世界のすべてが敵だとしても 著者:ふゆの仁子 イラスト:海老原由里
ダリア文庫 BL小説 2011年4月
★★★
世界のすべてが敵だとしても (ダリア文庫)/ふゆの 仁子
¥600
Amazon.co.jp


◆あらすじ(裏表紙)
これまで存在を明らかにされていなかった、巨大企業・結城コンツェルン当主の孫を家督争いから護るため、彼の身代わりになり、隠れた敵を暴くための囮となる決意をした門真千裕。突然命まで狙われかねない立場になった千裕に対し、結城家護衛部『ガーディアン』のメンバーである、阿部崇生は「絶対に俺が護る」と告げ……。大幅改稿及び単行本未収録作品&書き下ろし短編も収録!! ◆


大金持ちの私設護衛団「ガーディアン」ってことで
世界観もセレブで
「世界のすべてが敵だとしても、俺がお前を護る」なんて、
ハーレクインロマンスな世界なのかしら?

…って私、ハーレクイン読んだことないですが( ̄∇ ̄*)ゞエヘヘ

警察官だった千裕が
職を投げ打ってでも命を懸けると決めた時には
ちょっとついてけない感もあったけど、
崇生に対する羨望や悔しさから
負けまいとする気持ちは男気として理解できました。
そして、それが恋に変わる過程も…(o^-^o) ウフッ

真相に関しては早い段階で予想がつきますし、
崇生の感情もパターンとして読めますので、
危機が迫る展開になっても、きっと大丈夫と思えます。


終盤も期待を裏切らない結末に向かってくれるので
安心して萌えを楽しむことが出来ます。

ペーパーはその後の二人のお話ですが、
お初の人物が出てきます。
スティーブ・ノーグと、白鷺洲と養子の3人です。
これは次巻絡みなのかリブレの作品絡みなのか?
旧版読んでない那義にはわからないー。。。

いずれにしても来月、再来月で
ふゆのさんのが合計3冊出ますので、
今後が楽しみなのです!

先日もお知らせしましたが、
現在『ダリア文庫×ビーボーイノベルズ合同ふゆの仁子フェア』開催中です。

詳細はコチラ↓
http://www.fwinc.jp/daria/special/fuyunofair/pc.php
http://www.libre-pub.co.jp/fuyuno_fair/

5月13日にはダリア文庫から
この本の続編『世界は二人のために』が出ます。
5月19日にはBBNから『デキる男』
6月17日には同じくBBN『アブない男』が出ます。

BBNにはビーボーイノベルズver.のペーパーがつきますよ~♪


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