遠野さん、愁堂さん、榎田さんによるproject.HERの
合同同人誌・エロチカerotica
表紙絵は中村明日美子さん。
今回は遠野さんの作品のレビュです。
榎田さんのはＳＭでかなり痛かった！
でも遠野さんのも痛い！
ＳＭっぽくはないけれど、
突き詰めればやっぱりＳでＭではないかとｗ
榎田さんのレビュはコチラ
↓
痛い靴［合同同人誌］エロチカ
薔薇と真珠 著者：遠野春日
project.HER［合同同人誌］エロチカ ＢＬ小説 2007年発行
女子大の助教授の葛元は
地下駐車場で逆行してきたベンツにぶつかられ、
その車に乗っていた朝霞と出会う。
7歳年下の朝霞は若頭補佐という大物ヤクザ。
ヤクザ相手に冷徹な態度で接する葛元に
何故か朝霞が一目惚れ。
突然、何の前置きもなく、
大学の助教授室を訪れた朝霞は
真っ赤な薔薇の花束を葛元に渡し、
その意味は「求愛」だと…。
「体には惹かれる」
と冗談半分本気半分で告げた葛元。
それ以来、たびたび葛元のもとを訪れるようになる朝霞。
毎回、赤い花束を持って…。
でも、その逢瀬が、朝霞の兄貴分である若頭にバレます。
朝霞は若頭のオンナでした。
そして若頭からの制裁。
痛そうです。
椅子に縛り付けられ麻酔もなく、
真珠を挿れられてしまいます。
その処置をするのが医師だったのは少しの救いだけど。
そのときの描写がなくてホッとしましたｗｗｗ
その後、解放された朝霞はまっすぐ葛元の元へ。
この二人、実は肉体的にはなにもなく
プラトニックな部分で強く惹かれあってたようです。
でも、朝霞の美しいモノが
グロい状態に変わってしまってるのを見た葛元が
何故か欲情してしまうんですよ。
んで、Ｈ…。
やー！読んでて「痛いだろう」とか
「バイキン入っちゃうよ」とか
「傷口が開いたらどうすんだ」とか
「真珠がポロッと出てきちゃわないか？」とか
我ながらなんという下世話な心配をしてたことかｗｗｗ
それにしても。
痛みとエロスはイコールなのか？
朝霞が痛がるのをわかっていて
それでも触れたいと思い、
痛みに涙する朝霞にさらに煽られる葛元はＳであり、
痛くても辛くても葛元が悦ぶなら耐えられると、
抱かれる朝霞はＭなのだろうと思います。
Ｓッ気もＭッ気もない、いたってノーマルな私には
理解するには至りませんが、
この二人の場合は、
お互いの心が繋がっているからこその快楽になっているのでしょうね～。
うーむ、深いなぁ…（ぇ？深いか？
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