日高ショーコさんの表紙に惹かれてたのですが
とらのあなで、
そのショーコさんイラストのしおりが付いてたので
買っちゃいました～！ｗｗｗ
読みやすかったです。
すんなり入り込めた。
エ/ロの描写は軽めですね。
優雅な彼と野蛮な僕 著者：神奈木智 イラスト：日高ショーコ
幻冬舎ルチル文庫 BL小説 2010年2月
★★★★
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- ￥580
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◆あらすじ
出張ホストを天職と自負するトヲルが、社長の指示で出向いた先にいたのは男の客。 神原と名乗るその客に自分でも意外なほど素直に身体を開いたトヲルだが、それ以来「仕事」が出来なくなってしまう。やむなく休職し、神原のもとに犬の世話係として身を寄せるが、ホストに復活出来るよう親身に協力してくれる神原にトヲルは本気で惹かれはじめて……!? ◆
30代の攻めと10代の受けという年の差カプですが
片想いな感じで、攻めの心が読めないので
ちょっとじれったくて、ちょっと切なくて。
トヲルは女しか抱かないホストなのですが
一晩200万につられて（笑）、神原に身体を開きます。
男なんて無理！と思ってましたが
柔らかく穏やかな雰囲気で
気障なせりふが全然嫌味じゃない神原に
なぜか心がときめいてしまったりｗ
抱き方も甘く優しくとても気持ちよくて
「無理はしない」という神原に
トヲルの方から「いいよ、ちゃんと抱いても」
と、言ってしまうほど！
ところがそれがまずかったようでｗｗｗ
トヲルがその日以降、
男として役立たずになってしまうのです～。
出張ホストとしても致命的！ｗｗｗ
桐島という社長が経営するデートクラブ「ドルチェ・ヴィータ」で
トヲルはナンバー1ホストだったのに
休業せざるをえないという、トヲル的にも
社長的にも危機的状況に陥ります。
こうなったのは、あの夜、神原が自分に何かしたんだ！
と、息巻くトヲルは、責任を取れとばかりに
「自分のペースを乱されたくないから
他人とは同居しない」
と言う神原のマンションに、
犬の世話係として居候を決め込みます。
こうしてトヲルと神原、犬のカキの同居が始まります。
カキともすぐに仲良くなったトヲルは
神原にどんどん惹かれていきます。
トヲルは自分の気持ちの変化を敏感に察知し
自分が神原を好きだとちゃんと自覚してるから
片想いのもどかしさはあるけれど、安心して読めます。
もどかしさは、神原の気持ちが読めないことと、
トヲルは神原にリハビリして欲しいのに、
受け入れてもらえないこと。
「二度と君を買う気はない」と言い切られてしまってます。
あとは、女性が3人出てきます。
3人目の女性が、神原のモトカノなので
地雷か？と、ちょっと不安でしたが
大丈夫でした。
勝気で傲慢でﾌﾟﾁ王子なトヲルの内面は
実に繊細で可愛いの。
思ってることと逆のことを言ってしまうタイプ。
嬉しいくせに怒ったりして。
某少年漫画のトナカイと少し似てる？（似てません！）
そのトヲルの性格を理解して
優しい態度で接している神原は
大人の魅力なのですが、実は不器用なんですｗ
神原がトヲルを買ったのには裏があり、
トヲルにそれを打ち明けます。
そして更に、それには裏があり…
（裏の裏だからといって、表にはなりません）
口は悪いけど、一途なトヲルと
大人だけれど臆病で不器用な神原。
終盤はちょっと切ない展開に。
書き下ろしは甘々な二人なので
幸せな気分の読後感ですよ～。
社長の桐島と一緒に出てくるのが
ホストたちの世話役の沙英。
この二人、仕事の関係以上の何かがありそう。
カプにならないのかなぁ？
読みたいなぁｗｗｗ
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