淡い水彩っぽい塗りが柔らかい雰囲気で
キャラのポーズ、構図、表情にも
優しさが溢れてる感じ。
スイート ビター キャンディ 著者:麻生ミツ晃
大洋図書ミリオンコミックス BLコミック 2008年12月
★★★★
- スイートビターキャンディ (ミリオンコミックス 18 Hertz Series 53)/麻生 ミツ晃
- ¥630
- Amazon.co.jp
◆あらすじ
チビでデブだから「チデブ」。 高校時代、そんなあだなで呼ばれていた川口崇史には、憧れの人がいた。 なにかと目立つ存在の同級生・金谷佳紀だ。 だが、卒業の日、川口は金谷の言葉にひどく傷つけられてしまう。 その後、金谷を見返したい一心で見違えるほどに痩せた川口は、同窓会で金谷と再会するのだが…… ◆
表紙絵に惹かれましたが、中の絵もすごく好み!
受けの可愛い系の絵柄も
攻めのかっこいい系の絵柄も
どちらも好みの絵なのでうっとりでした~!
『スイート ビター キャンディ』、『クイック スロー リズム』
受けの川口がめっちゃ可愛いの~♪
ほっぺがぷにぷにしてて噛り付きたくなるwww
性格はちょっとウジウジだけど
でも一生懸命なのが伝わってくるのです。
美形の金谷は高校時代から自由奔放で、
やんちゃだったりもして目立つ存在でした。
その金谷に川口はずっと憧れてたんです。
同窓会の日、再会した金谷が
川口にかけた言葉は『邪魔』
その言葉に、川口は思わず怒って
金谷に言い返してしまい、
その勢いで口論になってしまうのですが
それによって川口は自分が金谷を好きだったことに気付きます。
単なる憧れではなく、恋だったと。
金谷は金谷で卒業式の日の川口の言葉に
傷ついていたと分かり、二人の気持ちが近づきます。
で、即効お持ち帰りされちゃう川口ですw
川口がよくポロポロと涙をこぼすので
その涙にうろたえてしまう金谷。
川口にしてみると、それは悲しいんじゃなくて
びっくり涙だったり嬉し涙だったりしてるのですけどねwww
やーもう、ほんと川口が可愛い。
全然慣れてなくて震えてるくせに
自分から金谷に抱きついていったり、チューしていったり♪
描き下ろしはスイート スイート キャンディ
ビターが抜けて甘甘になってるタイトルですねw
自分は金谷につり合わないんじゃないかと
引け目を感じてる川口に
金谷がその弱気をとっぱらってくれます。
その時の金谷のセリフがイイ!
読んでて、うんうん!そうだよね!
そこがしっかりしてればダイジョブだよね!
って思いました。
『もう少し待って』、『目も合わさずに』
この2話構成の話もよかったです。
これは学園モノ。
生徒会の会長と、彼に一目惚れした1年生の話。
攻め(たぶん…ちゃんとしたHはないので)の1年・二宮が
かっこいい外見なのに、一途で可愛いです。
拒否されたら怖いので自己防衛のために
軽いノリで告白しちゃった二宮と
その軽いノリが信用できずに
頑なになってしまう生徒会長・刀根。
それでも刀根の気持ちは二宮に
どんどん向かっていってしまうんですよ~。
二宮は二宮で、刀根に強引に向かうことができず
傍でじっと待ってるんです。
刀根に『生徒会から出て行け』と言われてしまった二宮が
『それじゃあ先輩の気持ちが決まるまで外で待ちます』って
毎日、生徒会室の廊下に椅子を置いて、
そこに座って、生徒会の活動を見てるという…( ̄m ̄〃)ぷぷっ!
二人のやりとりがもどかしくもあり可愛くもあり、でした♪
他にも短編が2つ収録されてます。
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