今月、ユギさんの作品読んでる率が高いw
これで5冊目かな?

これは2003年の古い作品。

『誰がお前を好きだと言った』
の宗次郎の兄・オカマのママがちょこちょこ出てます。
彼のお店『ピーチパイ』、やっと店名を覚えたw


夢が叶う12月 著者:山田ユギ
竹書房バンブーコミックス BLコミック 2003年1月
★★★★
夢が叶う12月 (バンブー・コミックス REIJIN Selection)/山田 ユギ
¥590
Amazon.co.jp


◆あらすじ
バイト仲間の山本民人(彼女いない歴19年)と荒井也寸志(彼氏いない歴3ヶ月)。この趣味も正確も性癖さえも正反対な二人の間には、なぜか美しい友情が育まれていた。 しかしクリスマス直前、山本に初めての彼女ができてから二人の関係にビミョーな変化が!? 心が暖かくなる幸せなラブストーリーから男の愛弾けまくり(?)のギャグショートまで8作品を一挙収録! ◆



リーマンやら学生やらバイトやら兄弟やら
いろんなシチュのお話がてんこ盛りで楽しかった!


一番のお気に入りは『さすらい
出版社の編集さんのお話。
落合と久保は同じ会社に勤めてますが
実は、セフレなのです。
みんなには極秘の関係w

とあるお店(ピーチパイですなw)で
偶然会ったのがきっかけで
だらだらと身体の関係を続けてる二人。

落合はかなりオッサンが入ってます。
久保の好みは可愛い系なので
落合を嫌いでもないけど、好きというわけでもない。
ただ、一緒にいて気楽だから続いてる関係なんですね。

本来久保もタチなのですが、
落合に対してはネコになってるので、
自分好みの子を喰いたい願望があるんですw

そんな二人の前に、バイトの可愛い(久保好み)男の子が現れて
落合に惚れてしまってから事態が変わっていきます。


落合に対して恋愛感情はないけれど
挿入してる時の落合の顔が好きな久保が
後ろから突っ込まれてる最中に
体をひねってまで落合の顔を見てるのが笑えた!

もちろん落ち合いは「やりづらい」と文句言ってますがw


別れを切り出した久保に

いつものオヤジトークなしで突っ込んでく落合に萌えました!
とっても切ない表情なのですよ~!



なんというか、二人とも
セフレという気楽な関係に惑わされてたんでしょうかね。
身体だけの繋がりだったつもりだけど
実はお互い、相手といる時が一番安らげてたんです。

それもまた『恋』ですよね~。
激しく燃え上がることはなくても

静かに穏やかに続いてる・・・。


大人の恋だわぁ…。


あぁ、表題作 夢が叶う12月のことも書こうと思ってたのに
すでにこんなに記事が長く・・・。
だからちょっとだけw


コンビニで働く二人の男の子(19歳)の恋の行方のお話ですが
そこに出てくる同じコンビニで働いてる太った男がいます。
いろんなコマの端っこに頻繁に登場してるのですが

前半はほとんどセリフがなく、名前もない。
ただ『デブ』と呼ばれてますがwww

彼が後半、二人の間を取り持つ重要な役割を担ってるから笑えます!




おまけマンガはピーチパイのオカマのママが主役!?
このコミックに出てくるカップルたちは
ママの店の客だったりするので
彼は一人、彼らのことを思い出してます。
彼が見守ってきた恋のお話がこのコミックといった感じw

独り身の侘しさを感じながら
帰り道に寄ったコンビニは『夢が叶う…』のお店。
山本に執着してる荒井が見ものですwww




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